自宅です。
昨日まで取り組んだ、キャリアプランニング30研修の3日間をまとめていきます。
【7月24日(水) 1日目】キャリアプランニング30研修第3班は、38名(女性8名)です。
職歴ありは6名、技術・理系の専攻が16名、ママ・パパが1・18名です。
『
研修を楽しみにしてきた』メンバーは、残念ながら居ませんでしたぁ。
4つの質問の状況は、
”走っている”の14名は1班と同数、
”任されている”の21名は2班より微増、
”視野を広げている”の1名は残念ながら最下位、
”仕事に乗っている”の4名は0名の2班よりは持ち直しました。
ただ、1班と2班に比べると、教室の空気がやや重い開始となる…。
ところが、自己紹介の時、あるグループで一人が自己紹介を終えると、
誰かが拍手してくれて、それが教室全体に伝搬していって、その後も続きました。
こういう小さな動きから、徐々に雰囲気も変化していきます。
初日の流れは、”
ガラスのコップ”〜”
歴史と体験の共有化”〜”
働く意味”〜
”
自分固有の能力”〜”
会社の自己否定”までと一貫しております。
”
ガラスのコップの使いみち”では、
個人ワーク15個以上を目指すメンバーが5名居てくれたのですが、
今回は7グループもあったのでいつもと勝手が違い、いじり切れずに終了〜。
【昼休み】昼休みも終わりかけた頃、たまたま傍に居た私の実家に近いメンバーと話していて、
職場で横に座っている先輩も過去に受講しているという話になり、
早速私の座席表で確認すると、2004.11.15〜17の第6会合に参加している。
しかも、3日目の昼食を一緒にとった記録まで。何を話したかは不明…。
個人情報ではありますが、私の手書きで厳重に保管しているので許して頂きましょう。
午後からの”
歴史と体験の共有化”は、
少しずつ緊張感が解けて良い雰囲気になってきたので迷ったのですが、
最終コーナーは人数が多い分時間がかかるので、断腸の思いで60分にしたところ、
時間内にしっかり収めてくれました。
30歳で一人10分は辛いと思っていたが、事前課題が簡易版なだけに
それに沿って彼らも話をまとめ易かったのかもしれません。
但し、3日間を過ごす中で思い出したり気づいたことがあれば、
都度シートにメモ書きしておくと更に研修が充実できると、洗脳しております(笑)。
”
自分らしさを整理して、将来像を描く”の説明では、
”
私生活の夢とそれを実現する為の裏づけ”について6,7分語ってもらいました。
”
裏づけ”はともかく、私生活の夢を笑顔で語るのを聞いていると、
『”
子どもにピアノを続けさせたい』とか、
子ども関連の夢を語るパパが目立ちました。
“
働く意味”も、目的3分類の%を共有化し、
”
目的と手段”の関連の説明をした後、
個人ワーク25分、その内容を10分ほどで共有化しました。
特に問題は無い。
”
財産目録づくり”の個人ワークは、
翌日の他流試合に備えて、グループ内でワイワイガヤガヤしながら、
財産目録をラベル化します。
各グループで誰かが相談しながら進めており、雰囲気はとても落ち着いてきました。
この後のディベートにも期待が膨らみます(笑)。
最終コーナーは、”
わが社グループは必要ない!?”という簡易ディベートです。
グループ内で分科会(30分)を行った後、教室全体で二手に分かれます。
1班と2班では、”
必要派”と ”
不要派”の多数派が逆転していたが、
今回は”
必要派”が4グループ、 ”
不要派”が3グループとうまくおさまりました。
但し、人数が多いので作戦会議も大変です。
こちらは、少数派である”
不要派”の作戦会議。

こちらが、多数派である”
必要派”の作戦会議。

本戦では、”
経営基盤”や”
利益優先”を軸に粘った”
不要派”と、

”
必要としてくれる人が一人でも居れば存在意義はある”と押して行った”
必要派”
”
ディベートモード”は20分で設定したが、
途中でタオルを投げることは無かったものの、議論がかみ合ったかというと…。
それでも、”
仲良しモード”に入り、
全員が自分の仕事や職場を通した強みや弱み、存在意義等を語ることで、
”
一人でも多くのお客様に必要としてもらえるように頑張ろう!”と、
まとめ役が締めてくれました(笑)。
【夕食時】
”
財産目録づくり”の場面で、久々に”
折り紙細工”の事例を紹介したところ、
夕食時あるメンバーから『
その方は、一緒に仕事をした〇〇さんではないですか?』
と声をかけられ、調べると彼も2004年11月15日のBグループに居ました。
その会場には、他にも文通しているメンバーがおり、興味深い偶然です(笑)。
感想ラベルを確認すると、研修中の受講態度を観察していて一抹の不安もあったが、
思いのほか前向きに受け止めてくれた様です。
但し、感想がややアッサリ系だし、具体性は乏しいかと…。
残り2日間でどこまで態度や行動が変化していくか、楽しみにしております。
【7月25日(木) 2日目】感想ラベルの共有化は、38名分なので間引くことも考えたが、やはり無理!
彼らが一生懸命書いてくれた感想なので、私も真正面から受け止めようと
朝も早めに起き出して、事例は減らすが、キーワードを盛り込んだコメントを考える。
途中でミニ討議をしたり、テキストを参照したり、眠気を喚起しない様工夫しながら、
なんとか70分でやり切りました。
一端休憩した後、”
財産目録づくり”個人ワークの見直しを20分ほどかけて行い、
”
プチ自慢大会”に入ります。
6人グループは3人組で、5人グループは4人組のチームを編成し、
天気が悪く中庭は無理でしたが、討議室や喫煙室で自由に取り組んでおりました。
たまたま、教室に残ってくれた数少ないチームで、あるメンバーが
『
仕事系は何も書くことが無い!』と宣言しつつプライベートの話から入ったが、
いつの間にか仕事の話を熱く語っておりました。
1班のやんちゃなメンバー達が懐かしく思い出されました(笑)。
中には、昼休みを15分くらい潰して話し合っているチームもありましたよ。
午後一番は、グループ内で25分かけて簡単な情報交換。
ここで、少し流れが変わったように思います。
というのも、笑い声が大きくなりました。
初日は一日中同じメンバーで気心も知れてきたが、ややマンネリも。
2日目に他流試合をやって新鮮さも感じるが、グループに戻るとホッとします。
他流試合の経験を活かして短時間で発表・質疑応答しているが、
根底には元の仲間のところに戻り安心感があるのかなぁと思いました。
私の実体験も紹介しながら、”
能力開発のポイント”の解説を行いましたが、
反応も微妙に違ってきたような…。
”
将来像を描く”の個人ワークは25分+休憩10分、情報交換は45分で収める。
私は耳をダンボにしながらシャッターチャンスを狙っているのですが、
3班のメンバーはオーバーアクションが少ないのです。

ただ、笑い声が大きくなり、笑う頻度も多くなりました。
声ばかりは録音出来ませんが…。
次に、夢を実現させる為に”
種をまく、仕掛けをうつ”私自身の事例を紹介した後、
”
将来像を実現する為の課題づくり”の、”
人的財産を活かす”に取り組みます。
個人ワークは20分、情報交換は25分間でしたが、珍しく”
ドーム状態”。

前半は余裕を持って進めていたが、彼らが乗ってくると徐々に時間が押していきます。
伝えたい事例やメッセージもあるが、翌朝のコメントに残しておき、
昨夜も残業してくれたので少しでも早めに終わろうと、
最終コーナーの”
仲間に映った自分”に入りました。
最初は要領を得ずバタバタしておりますが、徐々に慣れてくると
かなり厳しい話もしております。但し、笑顔と笑い声の中で…。
仲間からのフィードバックラベルをもらう瞬間は緊張するようですが、
今回は特にプラス発想が強かった様で、改善点は少なめだったか…。
結局、早いグループは60分弱で終わり、
今回も最後まで残った2つのグループは90分でした。
感想ラベルも、初日に比べるとかなり具体的かつ心の声も聞こえてくるが、
38名分のコメントをダブらない様にまとめるのは辛い仕事。
こういう時は、最低限まとめて早めに寝て、翌日頑張れば良いのです(笑)。
【7月26日(金) 3日目】毎朝9時からラジオ体操ですが、始まる前のスリーショット。
今年は各班に一見強面のメンバーが必ず居たが、話すと意外に?真面目です(笑)。

感想ラベルの共有化は、簡単なコメントと最低限の事例に絞ったが、
彼らが一生懸命聴いてくれると思うとついつい熱くなり…。
それでも、なんとか60分で収めました。
10分間の休憩後、”
職場と職務を見直す”を私がリードした後個人ワークで10分、
グループ内情報交換を25分で行いました。
その後午前中は、職種別の分科会に分かれたのですが、
製造系以外は比較的スムーズにチーム編成が出来ました。
同じグループに同様の職種のメンバーが3名居たので、どこにも属さない2名と統合。
管理系のメンバーが、研究開発に関心があるが、管理も聞きたいというので統合。
製造系の9名チームと11名チームが、チーム編成に失敗し、ややだれてしまったか…。
かなり真面目な話をしていた5人組と、

、
早めに喫煙室で休憩していたが、雑談から何かを掴んでくれた筈の某集団(笑)。

午後一番は、午前中の振り返りをした後、『
キャリア活動計画』の作成です。
2日目の”
プチ自慢大会”の3人・4人組になり、
将来像の紹介と計画書の検討を中心に個人ワークと情報交換で80分預ける。
ギリギリまで取り組むチーム、早めに解散してレポートを書くなど
11チームそれぞれの動き方があります。全て自主的に進めます。
最後に、私からメッセージを贈り、グループ内で最後のエール交換。
3日目はグループ内の情報交換は少なかったのですが、
名残惜しそうに語り合い、メルアドの交換をしております。
『
また10年後に、このメンバーで再会したい!』という感想も複数ありました。
最後に私からお願いして、集合写真。
私の携帯で撮った画像は少しぼけていたので、
メンバーから送ってもらった写真を活用しております(笑)。

感想も嬉しい内容が多いが、”
上級”の”
ありがとうございました”もありましたよ。
『
■大変有意義な3日間になりました。
ただタイムスケジュールは超えない様に調整して欲しかったです。
プロのコンサルとして。
3日間ありがとうございました。』