世の中はGWで盛りあがっているようですが、
私はのらりくらりの毎日です。
弊社は、5月末で32期を終えるのですが、
来年の33期を目途に個人経営に切り換えようと思い、
今から諸々の整理を始めております。
法人化も比較的早かったし、過去のテキストやシート等のデータも
PCに残していたが、これを契機に整理を始めたところです。
懐かしいお客様や現場を思い出す資料が出て来ると、
ついつい資料を読み込んでしまうので、気長に進めていきます。
そんな中、高校の後輩に頼まれて作成した、
後輩に向けたメッセージの原稿が出てきました。
2001年秋口にまとめた古い原稿なのですが、
自身の原点を思い起こす意味でも、この場に表して自習します。
---------------------------------------------------------------------------
【私の原点】
私はロイヤル梶i外食産業)と第一企画梶i広告業)で15年間人事を担当し、
独立してから現在までの10年は、
人事制度のコンサル、研修講師を中心に事業を営んでおります。
特に「キャリア」というテーマをベースに、
企業内研修、講演、通信教育のスクーリング等を担当しており、
先日も岐阜県の中学2年生に「働くことってどんなこと?」という講演を行いました。
肉体的には若干しんどくなってもいるし、悩みもあるのですが、
現在はとても充実感を感じております。
その大きな理由は、次の二つです。
1.様々な人的財産に支えられてきたこと
2.ロイヤルを選んだ時に立てた「集団で何かを築いていきたい」
という仮説を持ち続け、 第一企画時代、そして現在も大切にしていること
人は仕事をしていく上で仕事観(仕事の目的と手段)を明確にすることで、
精神的困難を乗り越えたり、工夫を生みだせるものです。このことは仕事だけではなく、
遊び、スポーツ、学業等すべての「行動」に当てはまると思います。
【 独立の経緯 】
私は二人の創業者社長に仕えたのですが、
「社員の一人ひとりが気持ちよく働けないといい会社にならない。
そのためには人事が頑張らなければ」と痛感し、社長に直言もしてきたつもりです。
企業人としての充実感もありましたが、限界や物足りなさを感じたのも事実です。
迷っていた時、出張したアメリカで出会った若者たちに触発され、
「折角だったら、失敗してもいいからフリーハンドの人生を描いてみよう」と決意し、
この世界に飛び込みました。が、経験も実績もない私に仕事を頂けるはずもなく、
経済的・精神的に何度も落ち込みました。
その時期に支えてくれた妻にはとても感謝しております。
そんな中持ち味を「採用活動で培った若者との接点の取り方」に見出しました。
そして若者対象の研修を模索しているうちに、「キャリア」というテーマに出会え、
実績と自信をつけながら、徐々にマネジメント研修等にも展開していくこともできました。
【 後輩へのメッセージ 】
■仕事に行き詰まりを感じているあなたへ
人は誰でも仕事生活や私生活で壁にぶつかるものですが、悩んだり苦しむということは、視点を変えると成長したり進歩しているのだと思います。
じっくり自分と向き合いましょう。
1.マイナス面ばかりを見ていないで、小さくても良いからプラス面に目を向ける。
2.客観評価はさておき、自分で納得できる足跡をいくつ残せたか振り返る。
3.@自分が何をやりたいのか A自分に何が出来るのか を明確にする
苦しい現実から逃避するだけでは、同じ事の繰り返しになる可能性が高いのです。
上記のことを、今の環境で実践してみて、それでもダメならば転職も考えましょう。
■独立を目指すあなたへ
独立するだけならば誰でもできるし、ましてやコンサルタントには誰でもなれます。
但し、長続きできるかどうかは別物です(難しいということ)。
独立開業にあたっては、
1.事業を起こすことによって、自分が何を実現したいのか、
誰にどのように満足して欲しいのかを明確にする。
理念や方向性を明確にすることで、具体的内容は修正でき、幅広く展開も出来る。
理念がない事業は、少なくとも長期的には失敗する。
2.綿密な事業計画を立てても、計画通りに行くのは難しい。
どこまでリスクを負えるのか、我慢できるのか、見通しを明確にする。
3.失敗を恐れずに、好きなことに挑戦する。
以上
2024年04月28日
一区切り…
posted by Tadashi Yano at 16:24| Comment(0)
| 研修・セミナー
2022年07月17日
我慢がまん(笑)
3連休の中日です。
昨日まで某社中堅社員研修でした。
お客様は20数年前からお手伝いしている企業ですが、
コロナに邪魔されて3年ぶりの実施です。
長年支えて頂いた事務局様が交替されて、
新任のお二人に矢野ワールドがどの様に映るか、若干プレッシャーでした。
【1日目:7月15日(金)】
今回の受講者は8名です。
2年前の受講対象だった7名と前年の欠席者1名。
密に配慮して、広いスペースに8名でも十分余裕のテーブルに4名。
狭い会場でワイワイやりながら進めたい私としては一抹の不安が…。
朝一番の挨拶は元気がない。これは何処でも一緒なので覚悟のうえ。
私の少し長めの自己紹介にも反応が薄いので、早めに切り上げる。
4つの質問に対する手あげの状態はほどほどだが、
質問の主旨を説明していても、通常より反応が鈍いのです。
ガラスのコップの使い道の情報交換もほどほどの盛り上がりで、
午前中最後の”互いの歴史から学ぶ”情報交換も時間通りに終了です。
『この情報交換が終わった後、グループの親密度が増していませんか?』
と質問しながら洗脳しているのですが、この段階では…(笑)。
昼休みは、前日渋谷で買っておいた少し高めのパンをかじりながら一人反省会。
『決して引いている訳ではない。でも、同期の割には盛り上がらない。
私が何か彼らの地雷を踏んだのかぁ、いつも通りなのに…。
内省家が多いのだろうから、邪魔をしないように、でも自分のペースを守ろう。』
午前中に頭の準備運動と過去の振り返りを終えて、
午後からは、Will:何を実現したいのか で働く意味を整理して、
Can:何が出来るのか で能力の棚卸をして、最終コーナーは
Must:何をしなければならないのか で自社Gを自己否定してみました。
彼らの変化を楽しみに、彼らを信じていつもと違う組み合わせも工夫します。
財産目録の情報交換は、他流試合の1対1で25分間にして、
グループ内での共有化はサラッとに留める。
もともとワイワイガヤガヤする会場ではないので、1対1でじっくり取り組むペアも。
感想ラベルで確認すると、じっくり話し合えて目録も増えて喜んでくれました。
最後のディベート(あくまでももどきです)は、
まずはグループ内で肯定派と否定派に分かれてシミュレーション。
その過程で、リーダーシップをとるメンバーが徐々に見えてきます。
全体会合とは言え4対4ですが、”ディベートモード”としては物足りませんでした。
いつもであれば、内容はともかく賑やかしが居て突飛な発言もあるのですが、
それを契機に視点が変わったり議論を深めることもあるのです。
ただ、私が一番大切にしている”仲良しモード”では、
各自が職場や仕事を通した自社の強み弱み等を発表し、全員で共有化できました。
彼らがどの様に思っているのか、行動や表情からは読み取りづらく、
私は少しだけ不完全燃焼だったかもしれません。
ホテルに戻り、メンバーからもらった感想ラベルを読んでみると、
否定的な要素はありません。
この研修の流れからすると、
一つひとつの課題はそれなりに面白かったり興味もあるが、
それが全体としてどの様に繋がっているのか見えていないのです。
まさにモヤモヤ状態なのです。
それを承知で流れを組んでいるのですが…。
【2日目:7月16日(土)】
朝は、3:30頃起床しました。
前夜もいろいろ考えたが、一度リセットしてみようと早寝早起きです。
朝一番は、5分間のフリートークで緊張感をときます。
前日積み残した能力開発のポイントを共有化し、
感想ラベルの全体傾向と数名の感想を紹介し、コメントを返します。
錯覚かもしれないが、
このコメントで一部のメンバーとの距離が少し縮まった様な気もします。
2日目の最初の課題は、前日整理してい置いたパーツを組み合わせて、
将来像を描いていくこと。
それに向けての事例やヒントを紹介してオリエンテーションは終了。
個人ワーク25分で描いた将来像を4名で共有化します。
いつもであれば、必ず笑い声が聞こえてくるのですが、
今回は蜜を気にしてか静か〜に進んでいきます。
前日から色々考えていたが、メンバー間の距離がある為、
仲間の将来像を把握しづらく集中もしづらいのかもしれません。
そう言えば、個人ワークの時も覗き見してヒントを盗めない。
コロナ禍の前は当たり前に思っていたことも、大切な要素の一つなのです。
午前中は、描いた将来像を実現させるために人的財産に依頼する課題を整理し、
午後からはおなじく仕事系の課題を設定し、
将来像を実現させるための最低限の準備を終えました。
最終コーナーに入る前、今回から初めてメンタルヘルスケアについて考えました。
制度の中で後輩の相談役になる立場を期待されるのですが、
役割ではなくても日常的に後輩(場合によっては上司や先輩との関係でも)との接し方を
工夫していくことが重要です。
このプログラムを検討中に、当社の過去の研修で、言葉だけでなくても相手への
思いやりを行動で示すことで勇気や元気を与える事例があったことを思い出し、
その事例も紹介してみました。
又、勉強モードは極力避けたいので、ストレス耐性の自己評価など入れてみました。
最終コーナーは、2日コースでは必ず実施している相互フィードバックです。
本格バージョンでは、当事者に対して他のメンバーで協議してコメントをまとめるので、
1時間前後はかかるのですが、今回は簡易バージョンなので、個人戦です。
一人が他の3名に対するコメントをまとめ、
一人に対して他のメンバーが順番にコメントをして、
最後に当事者がまず自己評価を紹介した上でお礼・感想・疑問を発表します。
将来像の共有化辺りから、徐々にイメージ通りの動きが見えてきたとは言え、
今回のメンバーであれば30分位で終わるだろうと予想していました。
ところが、まずは自己評価と他者評価の個人ワークに20分かけており、
情報交換も時間は20分強でしたが、かなり真剣に話し合ってくれました。
最後の最後で、いつものイメージ通りに終えることが出来て、
なんとかお役にたてたとホッとしました。
終了後に彼らの感想ラベルを読ませてもらい、再実感。
更には、お二人の事務局様と次回の打合せを含めて話していると、
ほぼ1期生に近いはずのお二人から、
当時私が全員の感想ラベルを読み上げてコメントを返していたことを、
覚えていたことを話して頂けて感激しました。
秋に開催予定の第2会合も、コロナ次第で先行き不透明ですが、
対面でもオンラインでも更に充実できるように準備したいと思います。
コロナ禍でやり難い面もあるのですが、
コロナ禍だからこそ可能な違った経験を楽しもうと思います。
昨日まで某社中堅社員研修でした。
お客様は20数年前からお手伝いしている企業ですが、
コロナに邪魔されて3年ぶりの実施です。
長年支えて頂いた事務局様が交替されて、
新任のお二人に矢野ワールドがどの様に映るか、若干プレッシャーでした。
【1日目:7月15日(金)】
今回の受講者は8名です。
2年前の受講対象だった7名と前年の欠席者1名。
密に配慮して、広いスペースに8名でも十分余裕のテーブルに4名。
狭い会場でワイワイやりながら進めたい私としては一抹の不安が…。
朝一番の挨拶は元気がない。これは何処でも一緒なので覚悟のうえ。
私の少し長めの自己紹介にも反応が薄いので、早めに切り上げる。
4つの質問に対する手あげの状態はほどほどだが、
質問の主旨を説明していても、通常より反応が鈍いのです。
ガラスのコップの使い道の情報交換もほどほどの盛り上がりで、
午前中最後の”互いの歴史から学ぶ”情報交換も時間通りに終了です。
『この情報交換が終わった後、グループの親密度が増していませんか?』
と質問しながら洗脳しているのですが、この段階では…(笑)。
昼休みは、前日渋谷で買っておいた少し高めのパンをかじりながら一人反省会。
『決して引いている訳ではない。でも、同期の割には盛り上がらない。
私が何か彼らの地雷を踏んだのかぁ、いつも通りなのに…。
内省家が多いのだろうから、邪魔をしないように、でも自分のペースを守ろう。』
午前中に頭の準備運動と過去の振り返りを終えて、
午後からは、Will:何を実現したいのか で働く意味を整理して、
Can:何が出来るのか で能力の棚卸をして、最終コーナーは
Must:何をしなければならないのか で自社Gを自己否定してみました。
彼らの変化を楽しみに、彼らを信じていつもと違う組み合わせも工夫します。
財産目録の情報交換は、他流試合の1対1で25分間にして、
グループ内での共有化はサラッとに留める。
もともとワイワイガヤガヤする会場ではないので、1対1でじっくり取り組むペアも。
感想ラベルで確認すると、じっくり話し合えて目録も増えて喜んでくれました。
最後のディベート(あくまでももどきです)は、
まずはグループ内で肯定派と否定派に分かれてシミュレーション。
その過程で、リーダーシップをとるメンバーが徐々に見えてきます。
全体会合とは言え4対4ですが、”ディベートモード”としては物足りませんでした。
いつもであれば、内容はともかく賑やかしが居て突飛な発言もあるのですが、
それを契機に視点が変わったり議論を深めることもあるのです。
ただ、私が一番大切にしている”仲良しモード”では、
各自が職場や仕事を通した自社の強み弱み等を発表し、全員で共有化できました。
彼らがどの様に思っているのか、行動や表情からは読み取りづらく、
私は少しだけ不完全燃焼だったかもしれません。
ホテルに戻り、メンバーからもらった感想ラベルを読んでみると、
否定的な要素はありません。
この研修の流れからすると、
一つひとつの課題はそれなりに面白かったり興味もあるが、
それが全体としてどの様に繋がっているのか見えていないのです。
まさにモヤモヤ状態なのです。
それを承知で流れを組んでいるのですが…。
【2日目:7月16日(土)】
朝は、3:30頃起床しました。
前夜もいろいろ考えたが、一度リセットしてみようと早寝早起きです。
朝一番は、5分間のフリートークで緊張感をときます。
前日積み残した能力開発のポイントを共有化し、
感想ラベルの全体傾向と数名の感想を紹介し、コメントを返します。
錯覚かもしれないが、
このコメントで一部のメンバーとの距離が少し縮まった様な気もします。
2日目の最初の課題は、前日整理してい置いたパーツを組み合わせて、
将来像を描いていくこと。
それに向けての事例やヒントを紹介してオリエンテーションは終了。
個人ワーク25分で描いた将来像を4名で共有化します。
いつもであれば、必ず笑い声が聞こえてくるのですが、
今回は蜜を気にしてか静か〜に進んでいきます。
前日から色々考えていたが、メンバー間の距離がある為、
仲間の将来像を把握しづらく集中もしづらいのかもしれません。
そう言えば、個人ワークの時も覗き見してヒントを盗めない。
コロナ禍の前は当たり前に思っていたことも、大切な要素の一つなのです。
午前中は、描いた将来像を実現させるために人的財産に依頼する課題を整理し、
午後からはおなじく仕事系の課題を設定し、
将来像を実現させるための最低限の準備を終えました。
最終コーナーに入る前、今回から初めてメンタルヘルスケアについて考えました。
制度の中で後輩の相談役になる立場を期待されるのですが、
役割ではなくても日常的に後輩(場合によっては上司や先輩との関係でも)との接し方を
工夫していくことが重要です。
このプログラムを検討中に、当社の過去の研修で、言葉だけでなくても相手への
思いやりを行動で示すことで勇気や元気を与える事例があったことを思い出し、
その事例も紹介してみました。
又、勉強モードは極力避けたいので、ストレス耐性の自己評価など入れてみました。
最終コーナーは、2日コースでは必ず実施している相互フィードバックです。
本格バージョンでは、当事者に対して他のメンバーで協議してコメントをまとめるので、
1時間前後はかかるのですが、今回は簡易バージョンなので、個人戦です。
一人が他の3名に対するコメントをまとめ、
一人に対して他のメンバーが順番にコメントをして、
最後に当事者がまず自己評価を紹介した上でお礼・感想・疑問を発表します。
将来像の共有化辺りから、徐々にイメージ通りの動きが見えてきたとは言え、
今回のメンバーであれば30分位で終わるだろうと予想していました。
ところが、まずは自己評価と他者評価の個人ワークに20分かけており、
情報交換も時間は20分強でしたが、かなり真剣に話し合ってくれました。
最後の最後で、いつものイメージ通りに終えることが出来て、
なんとかお役にたてたとホッとしました。
終了後に彼らの感想ラベルを読ませてもらい、再実感。
更には、お二人の事務局様と次回の打合せを含めて話していると、
ほぼ1期生に近いはずのお二人から、
当時私が全員の感想ラベルを読み上げてコメントを返していたことを、
覚えていたことを話して頂けて感激しました。
秋に開催予定の第2会合も、コロナ次第で先行き不透明ですが、
対面でもオンラインでも更に充実できるように準備したいと思います。
コロナ禍でやり難い面もあるのですが、
コロナ禍だからこそ可能な違った経験を楽しもうと思います。
posted by Tadashi Yano at 13:20| Comment(0)
| 研修・セミナー
2022年02月10日
例年とは違う年頭…
ようやく苦しい一年を乗り越えて新年を迎えた!
と思っていたら、もう2月中旬に突入です(苦笑)。
昨年は、ご多分に漏れずコロナに邪魔をされて、
研修も延期〜オンライン〜中止…と翻弄されました。
ただ、悪い事ばかりでもなく、コロナ禍で日程がずれたお蔭で、
例年はノンビリしている1月も、珍しく研修が続きました。
まず”成人の日”の翌日から対面の2日コースを2本担当しました。
密を気遣いながらとは言え、対面はメンバーの息遣い等
表情や反応が手に取る様に分かるので、軌道修正もし易いです。
更には、メンバーの上司や先輩である元受講者から、
『同じ職場の者が行きますのでよろしくお願いしま〜す。』
というメッセージが複数届き、独りではないと実感する(笑)。
夜は夜で、オフ会不参加の元受講者2名と、
一人は18:30から美味しい魚屋さんとタリーズで、
もう一人は22:00からホテル傍のファミレスで超ミニミニオフ会。
最終日にはごく少数ですが元受講者とのオフ会が実現しました。
例年は10名前後集まるのですが、今回は無理のない範囲で実施。
いつもは自己紹介だけでも時間が足りないほどですが、
急遽欠席したメンバーをLINEでからかいながら、じっくり話が出来ました。

次週は、地元津田沼のレンタルルームに早起きして通い、
山陰の某市役所に向けて、2日コースのオンライン研修。

一つの教室に全員が揃うため、メンバーの反応を掴み辛く殆ど無視界飛行です。
メンバーの反応を確認するには音も映像も限界があり、孤独感に襲われる場面も…。
それでも、最終日にわざわざカメラの前まで来てくれて
挨拶をして帰っていく複数のメンバーに救われました。
対面であれば、中日に現地周辺の友人を集めて、オフ会をやっていたが…。
次々週は、東京から地方に向けて1日コースのオンライン研修。
集合組と個人参戦組の複合型なので、それなりに気も遣うが、
個人参戦組のブレイクアウトには参加出来るので、
対面では突っ込めない討議を聴かせてもらい、時に質問をして、
ちょっぴり満足感を味わえます。
最後に個人戦の複数人が画面に
『皆さんと一緒で楽しい一日でした。先生、ありがとうございました!』
とメッセージを書いてくれたので、疲れがスーッとひいていく様でした。
マイナス要素もプラス要素もあるのですが、
プラスの要素に目を向けると毎回違う条件も楽しめますね。
翌週も2日コースの対面研修の予定でしたが、
コロナに邪魔をされて延期になってしまいました。
楽しみはもう少しとっておくつもりですが、
対面とオンライン問わず、研修の現場にいる喜びを感じてしまいます。
しばらく忙しくて、その後は少し休んでいると、それも心地よいのです。
それでも、またしばらくすると身体がうずうずしてくるので、
やはり動くことにしましょう。
と思っていたら、もう2月中旬に突入です(苦笑)。
昨年は、ご多分に漏れずコロナに邪魔をされて、
研修も延期〜オンライン〜中止…と翻弄されました。
ただ、悪い事ばかりでもなく、コロナ禍で日程がずれたお蔭で、
例年はノンビリしている1月も、珍しく研修が続きました。
まず”成人の日”の翌日から対面の2日コースを2本担当しました。
密を気遣いながらとは言え、対面はメンバーの息遣い等
表情や反応が手に取る様に分かるので、軌道修正もし易いです。
更には、メンバーの上司や先輩である元受講者から、
『同じ職場の者が行きますのでよろしくお願いしま〜す。』
というメッセージが複数届き、独りではないと実感する(笑)。
夜は夜で、オフ会不参加の元受講者2名と、
一人は18:30から美味しい魚屋さんとタリーズで、
もう一人は22:00からホテル傍のファミレスで超ミニミニオフ会。
最終日にはごく少数ですが元受講者とのオフ会が実現しました。
例年は10名前後集まるのですが、今回は無理のない範囲で実施。
いつもは自己紹介だけでも時間が足りないほどですが、
急遽欠席したメンバーをLINEでからかいながら、じっくり話が出来ました。

次週は、地元津田沼のレンタルルームに早起きして通い、
山陰の某市役所に向けて、2日コースのオンライン研修。

一つの教室に全員が揃うため、メンバーの反応を掴み辛く殆ど無視界飛行です。
メンバーの反応を確認するには音も映像も限界があり、孤独感に襲われる場面も…。
それでも、最終日にわざわざカメラの前まで来てくれて
挨拶をして帰っていく複数のメンバーに救われました。
対面であれば、中日に現地周辺の友人を集めて、オフ会をやっていたが…。
次々週は、東京から地方に向けて1日コースのオンライン研修。
集合組と個人参戦組の複合型なので、それなりに気も遣うが、
個人参戦組のブレイクアウトには参加出来るので、
対面では突っ込めない討議を聴かせてもらい、時に質問をして、
ちょっぴり満足感を味わえます。
最後に個人戦の複数人が画面に
『皆さんと一緒で楽しい一日でした。先生、ありがとうございました!』
とメッセージを書いてくれたので、疲れがスーッとひいていく様でした。
マイナス要素もプラス要素もあるのですが、
プラスの要素に目を向けると毎回違う条件も楽しめますね。
翌週も2日コースの対面研修の予定でしたが、
コロナに邪魔をされて延期になってしまいました。
楽しみはもう少しとっておくつもりですが、
対面とオンライン問わず、研修の現場にいる喜びを感じてしまいます。
しばらく忙しくて、その後は少し休んでいると、それも心地よいのです。
それでも、またしばらくすると身体がうずうずしてくるので、
やはり動くことにしましょう。
posted by Tadashi Yano at 14:52| Comment(0)
| 研修・セミナー
2020年09月21日
リアル研修の醍醐味
4連休の3日目ですが、自宅でのんびりしております。
自転車が欲しいので、
近所の大手自転車チェーン店に下見に行きたいが…。
2日コースを3本連続で担当すると、若干お疲れモードです。
全身全霊で彼らと向き合っている積りなので、
達成感も多少はあるが、年齢と寂しさも感じております(苦笑)。
某社の研修を複数本担当したのですが、そのうち1本はオンライン。
コロナ禍なので、リアルでもグループ編成は出来ないし、
情報交換も少人数制で、感想ラベルも最終日にしか貰えません。
幸い、2会合がリアルで試行錯誤できたので、
オンラインも比較的スムーズに進行できました。
ただ、私は東京の教室から講義して、
メンバーは地方の会場に揃っているのですが、
画面を通しただけでは彼らの表情や反応が掴みづらい。
ましてや初日の感想ラベルも無いのです。
ほとんど無視界飛行なので、
過去の先輩たちの反応や感想ラベルを思い起こしながら、
己の信じる道を突き進むしかありません。
それでも、最終日に戻ってきた感想ラベルは、
いつもと変わらず前向きな内容でした。
後で聞いた話では、私はアナログなのでパワーポイントは使わず、
彼らが眺める画面はひたすら私の顔…。
メンバー曰く、ずっと講師と一緒に居る感覚だったそうです(苦笑)。
オンライン研修は1本だけでしたが、
今月の2日コース連続3本勝負では、
リアル研修の醍醐味を感じておりました。
毎回、景色の違いを肌で感じられて楽しめるのです。
1本目はそこそこ盛り上がり安心して帰ろうとしていたら、
女性のメンバー複数から研修内容だけでなく、
私のパーソナルヒストリーに関する質問が来ました。
そのうちの1名とは文通が始まっております。
ひょっとしたらと恐れていた2本目は、打って変わって静か静か静か。
決して引いている訳ではないが、私の講義を聴く姿はほぼ無表情、
グループでの討議もそこそこだが笑い声が少ない。
感想ラベルの内容も覚悟していたのですが、
いつもと変わらず前向きな内容が多いのです。
『だったら、もう少し盛り上がってくれれば良かったのに〜』
と私は思ってしまうのですが、職種や男女構成等は毎回違うし、
何よりこの班は内省的なメンバーが多かったのでしょう。
いよいよ最終回、
朝一番私の少し長めの自己紹介の段階で、
『今回は大丈夫そうだなぁ』と思っていました。
教室の空気を肌で感じながら進めるタイプなので、
同じように静かに見えても、メンバーの集中度が違うのです。
その後も、少人数の情報交換ですが、笑い声が沢山聞こえてくるので、
初日からほぼノンストレスでした。
更に、翌日も朝一番わざわざ挨拶に来てくれたメンバーが居たり、
最初の休憩時間に質問に来てくれたメンバーも居ました。
勝手に彼らとの一体感を感じてしまい、
密に気をつけながらワークの内容を突っ込んでいると、
名簿では分からない仕事内容や仕事満足度が見えてきます。
例えば、かなりハードな職場に在籍するメンバーに声をかけた時、
『今朝も地元で波に乗ってから、ここに来ましたよ〜(笑)』
と聞かされて驚いたが、彼は働く意味も日頃から常に考えており、
いつも納得できるようにしていると聞いて嬉しかったです。
コロナ禍の研修で、お客様のご要望も変化していくでしょうし、
コロナが落ち着いてもこの潮流は変わらないかもしれません。
プロの端くれとして、オンラインでもご納得頂ける結果は出しますが、
折角担当出来るのであれば、
私も一緒に楽しめるリアル研修を大切にしたいと思います。
つい最近まで、リアル研修が当たり前、いやリアルでなければ…
と思っていたのですが、オンラインを担当することで、
”グループワークは3名でも大丈夫!”という発見が出来ました。
なにより、オンラインを担当することでリアルの有難さを再認識できたので、
オンライン研修でも、リアルの醍醐味を感じられるよう工夫したいと思います。
自転車が欲しいので、
近所の大手自転車チェーン店に下見に行きたいが…。
2日コースを3本連続で担当すると、若干お疲れモードです。
全身全霊で彼らと向き合っている積りなので、
達成感も多少はあるが、年齢と寂しさも感じております(苦笑)。
某社の研修を複数本担当したのですが、そのうち1本はオンライン。
コロナ禍なので、リアルでもグループ編成は出来ないし、
情報交換も少人数制で、感想ラベルも最終日にしか貰えません。
幸い、2会合がリアルで試行錯誤できたので、
オンラインも比較的スムーズに進行できました。
ただ、私は東京の教室から講義して、
メンバーは地方の会場に揃っているのですが、
画面を通しただけでは彼らの表情や反応が掴みづらい。
ましてや初日の感想ラベルも無いのです。
ほとんど無視界飛行なので、
過去の先輩たちの反応や感想ラベルを思い起こしながら、
己の信じる道を突き進むしかありません。
それでも、最終日に戻ってきた感想ラベルは、
いつもと変わらず前向きな内容でした。
後で聞いた話では、私はアナログなのでパワーポイントは使わず、
彼らが眺める画面はひたすら私の顔…。
メンバー曰く、ずっと講師と一緒に居る感覚だったそうです(苦笑)。
オンライン研修は1本だけでしたが、
今月の2日コース連続3本勝負では、
リアル研修の醍醐味を感じておりました。
毎回、景色の違いを肌で感じられて楽しめるのです。
1本目はそこそこ盛り上がり安心して帰ろうとしていたら、
女性のメンバー複数から研修内容だけでなく、
私のパーソナルヒストリーに関する質問が来ました。
そのうちの1名とは文通が始まっております。
ひょっとしたらと恐れていた2本目は、打って変わって静か静か静か。
決して引いている訳ではないが、私の講義を聴く姿はほぼ無表情、
グループでの討議もそこそこだが笑い声が少ない。
感想ラベルの内容も覚悟していたのですが、
いつもと変わらず前向きな内容が多いのです。
『だったら、もう少し盛り上がってくれれば良かったのに〜』
と私は思ってしまうのですが、職種や男女構成等は毎回違うし、
何よりこの班は内省的なメンバーが多かったのでしょう。
いよいよ最終回、
朝一番私の少し長めの自己紹介の段階で、
『今回は大丈夫そうだなぁ』と思っていました。
教室の空気を肌で感じながら進めるタイプなので、
同じように静かに見えても、メンバーの集中度が違うのです。
その後も、少人数の情報交換ですが、笑い声が沢山聞こえてくるので、
初日からほぼノンストレスでした。
更に、翌日も朝一番わざわざ挨拶に来てくれたメンバーが居たり、
最初の休憩時間に質問に来てくれたメンバーも居ました。
勝手に彼らとの一体感を感じてしまい、
密に気をつけながらワークの内容を突っ込んでいると、
名簿では分からない仕事内容や仕事満足度が見えてきます。
例えば、かなりハードな職場に在籍するメンバーに声をかけた時、
『今朝も地元で波に乗ってから、ここに来ましたよ〜(笑)』
と聞かされて驚いたが、彼は働く意味も日頃から常に考えており、
いつも納得できるようにしていると聞いて嬉しかったです。
コロナ禍の研修で、お客様のご要望も変化していくでしょうし、
コロナが落ち着いてもこの潮流は変わらないかもしれません。
プロの端くれとして、オンラインでもご納得頂ける結果は出しますが、
折角担当出来るのであれば、
私も一緒に楽しめるリアル研修を大切にしたいと思います。
つい最近まで、リアル研修が当たり前、いやリアルでなければ…
と思っていたのですが、オンラインを担当することで、
”グループワークは3名でも大丈夫!”という発見が出来ました。
なにより、オンラインを担当することでリアルの有難さを再認識できたので、
オンライン研修でも、リアルの醍醐味を感じられるよう工夫したいと思います。
posted by Tadashi Yano at 14:05| Comment(0)
| 研修・セミナー
2020年08月27日
コロナ禍の研修スタイルですが…
自宅でエアコンの恩恵を受けております。
夏休みの宿題のうち、庭の雑草を抜き、防草シートまでは買ったが、
除草剤を撒き防草シートを張って砂利を敷く作業が残っております。
これだけ暑いと、外仕事は命にも関わるので諦めて、
書類整理は出来るので粛々と…。
庭の手入れは、秋まで様子を見ることにします(苦笑)。
一応研修講師ですが、
1月に1日コースの研修を2本担当してしばらく休んでいるうちにコロナ禍に。
何本かは中止になり、何本かは延期ですがいつ実現できるやら…、
という状況の中で、7月8月はリアルとオンラインの研修を担当しました。
リアル研修も、密を避けるために教室形式にして、3名ほどのチームで情報交換。
情報交換は4,5名でないと視野が広がらないと、私は思いこんでいました。
ところが蓋を開けてみると、メンバーの満足度がことのほか高いのです。
人数が少ない分、聞き手が少ないので抵抗感が薄れるだろうし、
一人当たりの話す時間も質疑応答の時間も増えます。
結果、じっくり話し合えて理解も深まった、ということでした。
オンライン研修も、ZOOMを使って、@私対個人、A私対一会場を経験しました。
初めて担当したのはオンライン研修@でした。
事前のタイムテーブルの設定や補足資料の作成に戸惑い、
始まってみるとメンバー一人ひとりの反応や表情が掴めず無視界飛行!!
長年担当してきたお客様だったので、
例年の反応を思い出しながら、最後は自身の信じる道を行くしかありません。
とは言え、辛い面ばかりではなく、リアルでは難しい情報交換の場にも
ブレークアウトにすーっと入っていけるので、じっくりオブザーブ出来ました。
事前の勉強会では、オンラインは飽きるのでせいぜい3、4時間が限度!!
と脅かされていたのですが、結局7時間×2日しっかり担当させて頂きました。
オンライン研修Aは、@で苦労した分、随分リラックスして取り組めました。
ここでもオペレーターさんのお世話になりながらですが…。
極論すると、メンバーはいつもと同様で、私だけ現場に居ない、だけですから。
元々、私とメンバーとの関係ではなく、
メンバー同士が肩の力を抜いて本音で語り合えることを大切にしているので、
私は場づくりをすれば良い。
密に気をつけながら情報交換してもらうが、集中してくるとついつい距離が…。
その点には気をつけてやった積りです。
■この2カ月間で気づいたこと
1.昨年末からZOOMを使って週末ミーティングを始めていたので、
オンライン研修でも抵抗感なく取り組めて良かった
興味を持ったらまずやってみると、次に繋がる可能性も広がる
2.とは言え、当初オンライン研修は面倒だと思っていたが、
やってみると、マイナス面もあるが、新たな気づきや発見がある。
お題をもらったら、楽しみや発見を求めて集中してみることが大切
3.オンラインでは、オペレーターさんに支えて頂いた。
また、事務局様のお気遣いで、随分円滑に運営が出来た。
研修講師は、一人で講義しているわけではない
4.オンラインもリアルも、自分が大切にしていることは変わらない。
譲れない一線を持ちながらも、
どこまで柔軟性を発揮できるか楽しんでみる
5.オンラインもリアルも、やはり研修は楽しい。
研修を通して、メンバーから学べるし、
嬉しいフィードバックを頂けるし、
FBなどのお友達も少しずつ増えていく
9月からの研修も、楽しみます。
コロナさん、どうか邪魔をしないでくださいね。
夏休みの宿題のうち、庭の雑草を抜き、防草シートまでは買ったが、
除草剤を撒き防草シートを張って砂利を敷く作業が残っております。
これだけ暑いと、外仕事は命にも関わるので諦めて、
書類整理は出来るので粛々と…。
庭の手入れは、秋まで様子を見ることにします(苦笑)。
一応研修講師ですが、
1月に1日コースの研修を2本担当してしばらく休んでいるうちにコロナ禍に。
何本かは中止になり、何本かは延期ですがいつ実現できるやら…、
という状況の中で、7月8月はリアルとオンラインの研修を担当しました。
リアル研修も、密を避けるために教室形式にして、3名ほどのチームで情報交換。
情報交換は4,5名でないと視野が広がらないと、私は思いこんでいました。
ところが蓋を開けてみると、メンバーの満足度がことのほか高いのです。
人数が少ない分、聞き手が少ないので抵抗感が薄れるだろうし、
一人当たりの話す時間も質疑応答の時間も増えます。
結果、じっくり話し合えて理解も深まった、ということでした。
オンライン研修も、ZOOMを使って、@私対個人、A私対一会場を経験しました。
初めて担当したのはオンライン研修@でした。
事前のタイムテーブルの設定や補足資料の作成に戸惑い、
始まってみるとメンバー一人ひとりの反応や表情が掴めず無視界飛行!!
長年担当してきたお客様だったので、
例年の反応を思い出しながら、最後は自身の信じる道を行くしかありません。
とは言え、辛い面ばかりではなく、リアルでは難しい情報交換の場にも
ブレークアウトにすーっと入っていけるので、じっくりオブザーブ出来ました。
事前の勉強会では、オンラインは飽きるのでせいぜい3、4時間が限度!!
と脅かされていたのですが、結局7時間×2日しっかり担当させて頂きました。
オンライン研修Aは、@で苦労した分、随分リラックスして取り組めました。
ここでもオペレーターさんのお世話になりながらですが…。
極論すると、メンバーはいつもと同様で、私だけ現場に居ない、だけですから。
元々、私とメンバーとの関係ではなく、
メンバー同士が肩の力を抜いて本音で語り合えることを大切にしているので、
私は場づくりをすれば良い。
密に気をつけながら情報交換してもらうが、集中してくるとついつい距離が…。
その点には気をつけてやった積りです。
■この2カ月間で気づいたこと
1.昨年末からZOOMを使って週末ミーティングを始めていたので、
オンライン研修でも抵抗感なく取り組めて良かった
興味を持ったらまずやってみると、次に繋がる可能性も広がる
2.とは言え、当初オンライン研修は面倒だと思っていたが、
やってみると、マイナス面もあるが、新たな気づきや発見がある。
お題をもらったら、楽しみや発見を求めて集中してみることが大切
3.オンラインでは、オペレーターさんに支えて頂いた。
また、事務局様のお気遣いで、随分円滑に運営が出来た。
研修講師は、一人で講義しているわけではない
4.オンラインもリアルも、自分が大切にしていることは変わらない。
譲れない一線を持ちながらも、
どこまで柔軟性を発揮できるか楽しんでみる
5.オンラインもリアルも、やはり研修は楽しい。
研修を通して、メンバーから学べるし、
嬉しいフィードバックを頂けるし、
FBなどのお友達も少しずつ増えていく
9月からの研修も、楽しみます。
コロナさん、どうか邪魔をしないでくださいね。
posted by Tadashi Yano at 14:54| Comment(0)
| 研修・セミナー
2019年11月10日
心の準備
週末は、自宅作業です。
やらなければならないことは沢山あるが、
優先順位をつけて一つずつ片づけている、積もりです。
さて、水曜日の研修は、珍しくタクシーがうまく来てくれたので、
研修開始前の講師控え室で30分ほど時間がありました。
いつもはもう少し時間が短い上に、
事務局様や営業さんと打ち合わせや世間話をするのですが、この日は独り。
ホテルでイメージトレーニングもしているのですが、
約30分間テキストや資料を見直し、気持ちを作っていきます。
その効果が出た訳でもないのでしょうが、
素敵なメンバーに恵まれていつも以上に盛り上がったのですが、
盛り上がり過ぎて、最後は本当に駆け足になり申し訳なかったです。
まとめのメッセージは、
1.将来像を描くところまではいかなかったかも知れないが、
事前課題と一日の研修を通して、
@今の仕事が好きだ
A自分の仕事を通して、お客様にもっと幸せになって欲しい
B目の前にはまだまだ問題山積だが、
たまたま出会ったこのメンバーと情報交換すれば前進できるかも
と(改めて)実感できたら、半歩か一歩前進である
2.将来像が一つでも描けた人は、描いた将来像を実現させる為に、
人系と仕事系のテーマ(参考資料)に取り組んで欲しい
3.将来像を描く以前に、現状の仕事で行き詰まりを感じている人は、
@自分にとって大切な働く意味が、どこまで充実できているか
A自分の強みや持ち味を、今の仕事でどこまで発揮しているか
を見直し、更には2.の人系と仕事系の分析をすることで、
何かヒントや課題が見えてくる
ということは、
将来像を描くということは、現在の仕事(足元)を見つめることにも繋がる
4.”自分と向き合う”意味について私なりの解釈を伝える
1.〜4.までをいつも以上に早回しで伝え、予定より6分遅れで終了です。
感想ラベルは、覚悟していた駆け足に対するクレームは一切無く、
大半は彼らの言葉で素直な心情をまとめてくれました。
事情があり、公開できないのが残念なくらいです。
要するに、
物事には、余裕を持って臨みたいが、
手順や段取りの確認よりも、
自身が何を伝えたいのか、相手にどうなって欲しいのかを確認することで、
自分らしく担当できて、受講者も大意を受け留めてくれる
ということなのかなと思っております。
今後は、今以上に早めに研修会場に入ります(笑)。
やらなければならないことは沢山あるが、
優先順位をつけて一つずつ片づけている、積もりです。
さて、水曜日の研修は、珍しくタクシーがうまく来てくれたので、
研修開始前の講師控え室で30分ほど時間がありました。
いつもはもう少し時間が短い上に、
事務局様や営業さんと打ち合わせや世間話をするのですが、この日は独り。
ホテルでイメージトレーニングもしているのですが、
約30分間テキストや資料を見直し、気持ちを作っていきます。
その効果が出た訳でもないのでしょうが、
素敵なメンバーに恵まれていつも以上に盛り上がったのですが、
盛り上がり過ぎて、最後は本当に駆け足になり申し訳なかったです。
まとめのメッセージは、
1.将来像を描くところまではいかなかったかも知れないが、
事前課題と一日の研修を通して、
@今の仕事が好きだ
A自分の仕事を通して、お客様にもっと幸せになって欲しい
B目の前にはまだまだ問題山積だが、
たまたま出会ったこのメンバーと情報交換すれば前進できるかも
と(改めて)実感できたら、半歩か一歩前進である
2.将来像が一つでも描けた人は、描いた将来像を実現させる為に、
人系と仕事系のテーマ(参考資料)に取り組んで欲しい
3.将来像を描く以前に、現状の仕事で行き詰まりを感じている人は、
@自分にとって大切な働く意味が、どこまで充実できているか
A自分の強みや持ち味を、今の仕事でどこまで発揮しているか
を見直し、更には2.の人系と仕事系の分析をすることで、
何かヒントや課題が見えてくる
ということは、
将来像を描くということは、現在の仕事(足元)を見つめることにも繋がる
4.”自分と向き合う”意味について私なりの解釈を伝える
1.〜4.までをいつも以上に早回しで伝え、予定より6分遅れで終了です。
感想ラベルは、覚悟していた駆け足に対するクレームは一切無く、
大半は彼らの言葉で素直な心情をまとめてくれました。
事情があり、公開できないのが残念なくらいです。
要するに、
物事には、余裕を持って臨みたいが、
手順や段取りの確認よりも、
自身が何を伝えたいのか、相手にどうなって欲しいのかを確認することで、
自分らしく担当できて、受講者も大意を受け留めてくれる
ということなのかなと思っております。
今後は、今以上に早めに研修会場に入ります(笑)。
posted by Tadashi Yano at 09:55| Comment(0)
| 研修・セミナー
2019年09月29日
久々の連続登板
今日は、のんびり自宅作業中です。
今月は、同じお客様に4週連続で出張でした。
私が担当するので、当然キャリア系の研修ですが、第1週は上司向け。
部下とキャリア面談を行い、勇気づけて欲しい、
その為にも上司の皆さんに元気になって欲しいと願いつつ、
3時間でしたが3会合集中出来ました。
第2週からは、いつもの研修で3会合連続。
今年は5会合全ての研修が刺激的で、楽しめました。
毎回、朝一番4つの質問に対する回答状況から比較的安心していたが、
初日の感想ラベルには、様々な不安や悩みも出て来ます。
中には、敢えて”公開可!”と記した上で辛い現状を告白してくれる内容も。
その性かどうかは分からないが、
終了後には彼なりの前向きな課題を設定してくれました。
今月は3週連続担当なので特に分かり易かったが、
研修は、どこで火がつくのかわかりません。
第4週は、ほぼ冒頭から最後まで盛り上がり、最後は沸騰しておりました。
第5週も、朝一番の空気から期待しての船出、途中でやや曇り空も見えてきたが、
最終に近い”人的財産”の共有化あたらりからまたグッと盛り上がる。
時に戸惑うこともあるが、ライブ感覚で楽しめます。
感想ラベルに、『楽しい研修だったし、このメンバーだから良かった。』
という内容が多いのですが、比較的どの会合でも、同じ教室の中でも見られます。
私との関係ではなく、メンバー同士の関係作りを大切にしているので、
これも嬉しいフィードバックです。
そうそう、嬉しいフィードバックといえば、先日こんなこともありました。
他社の元受講者の誕生日にメッセージを送ったところ、次のようなやりとりが…。
『今日も遅くまで残業だし、休日出勤も多く、わが家は父子家庭です。』
『家族は、守る対象であると同時に、支えてくれる存在でもあります。
時には、パパやちびちゃんに甘えてくださいねぇ。』
『ダンナやチビに甘えつつ、先生のYouTubeを見て元気をもらいながら頑張ります。』
『えっ、見てくれてるの?! じゃあ、少しずつ本数を増やしま〜す。』
『見てますよ!! 内容も楽しみですが、先生の声に癒されてます(笑)』
産んでくれた母親に感謝しつつ、来週の研修も楽しみます。
今月は、同じお客様に4週連続で出張でした。
私が担当するので、当然キャリア系の研修ですが、第1週は上司向け。
部下とキャリア面談を行い、勇気づけて欲しい、
その為にも上司の皆さんに元気になって欲しいと願いつつ、
3時間でしたが3会合集中出来ました。
第2週からは、いつもの研修で3会合連続。
今年は5会合全ての研修が刺激的で、楽しめました。
毎回、朝一番4つの質問に対する回答状況から比較的安心していたが、
初日の感想ラベルには、様々な不安や悩みも出て来ます。
中には、敢えて”公開可!”と記した上で辛い現状を告白してくれる内容も。
その性かどうかは分からないが、
終了後には彼なりの前向きな課題を設定してくれました。
今月は3週連続担当なので特に分かり易かったが、
研修は、どこで火がつくのかわかりません。
第4週は、ほぼ冒頭から最後まで盛り上がり、最後は沸騰しておりました。
第5週も、朝一番の空気から期待しての船出、途中でやや曇り空も見えてきたが、
最終に近い”人的財産”の共有化あたらりからまたグッと盛り上がる。
時に戸惑うこともあるが、ライブ感覚で楽しめます。
感想ラベルに、『楽しい研修だったし、このメンバーだから良かった。』
という内容が多いのですが、比較的どの会合でも、同じ教室の中でも見られます。
私との関係ではなく、メンバー同士の関係作りを大切にしているので、
これも嬉しいフィードバックです。
そうそう、嬉しいフィードバックといえば、先日こんなこともありました。
他社の元受講者の誕生日にメッセージを送ったところ、次のようなやりとりが…。
『今日も遅くまで残業だし、休日出勤も多く、わが家は父子家庭です。』
『家族は、守る対象であると同時に、支えてくれる存在でもあります。
時には、パパやちびちゃんに甘えてくださいねぇ。』
『ダンナやチビに甘えつつ、先生のYouTubeを見て元気をもらいながら頑張ります。』
『えっ、見てくれてるの?! じゃあ、少しずつ本数を増やしま〜す。』
『見てますよ!! 内容も楽しみですが、先生の声に癒されてます(笑)』
産んでくれた母親に感謝しつつ、来週の研修も楽しみます。
posted by Tadashi Yano at 09:37| Comment(0)
| 研修・セミナー
2019年09月14日
YouTube(続)
自宅です。
先週の支援者研修3時間1日コースは時間との闘いで、
1日コース以上に神経を使った気分でしたが、
毎回受講者の反応を探りながら、事務局様からのF/Bも活かしながら、
悪戦苦闘していく過程で徐々にプログラムがまとまって行き、
興味深いし得るものも多かったのです。
今週からの2日コースは、定番ながら事例やメッセージを一部でも変えて、
メンバーの2日間の変化を実感できます。
更に、彼らの感想ラベルを読むと、私が直接言葉にはしていないが、
研修全体を通して伝えたいメッセージが彼らなりの言葉になっており、
私自身の気づきや学びも多いのです。
研修は、毎回条件が違うし、メンバーの反応も違います。
だからこそ、楽しいのです。
研修講師を、体力と気力が果てるまで続けたいと願っているのですが、
更にワガママにも、組織単位ではなく個人ベースで、
1日コース(本音は2日コース)のオープンセミナーを
地方に出前して開催出来ないかと、検討中。
とは言え、そんな私のことをご存じない方も多いので、動画を作りました。
3,4分の動画1本では、研修の一場面を切り取っているので、誤解も生じかねません。
研修は、全体で7時間や14,5時間かけて取り組むことが多いので、
可能であれば全ての動画に目を通して頂ければ幸いです。
今後も、少しずつ増やしていく予定ですが、
まずは動画10本をリストにしましたので、お時間のある時に覗いてください。
http://mc-yano.biz/YouTube.html
先週の支援者研修3時間1日コースは時間との闘いで、
1日コース以上に神経を使った気分でしたが、
毎回受講者の反応を探りながら、事務局様からのF/Bも活かしながら、
悪戦苦闘していく過程で徐々にプログラムがまとまって行き、
興味深いし得るものも多かったのです。
今週からの2日コースは、定番ながら事例やメッセージを一部でも変えて、
メンバーの2日間の変化を実感できます。
更に、彼らの感想ラベルを読むと、私が直接言葉にはしていないが、
研修全体を通して伝えたいメッセージが彼らなりの言葉になっており、
私自身の気づきや学びも多いのです。
研修は、毎回条件が違うし、メンバーの反応も違います。
だからこそ、楽しいのです。
研修講師を、体力と気力が果てるまで続けたいと願っているのですが、
更にワガママにも、組織単位ではなく個人ベースで、
1日コース(本音は2日コース)のオープンセミナーを
地方に出前して開催出来ないかと、検討中。
とは言え、そんな私のことをご存じない方も多いので、動画を作りました。
3,4分の動画1本では、研修の一場面を切り取っているので、誤解も生じかねません。
研修は、全体で7時間や14,5時間かけて取り組むことが多いので、
可能であれば全ての動画に目を通して頂ければ幸いです。
今後も、少しずつ増やしていく予定ですが、
まずは動画10本をリストにしましたので、お時間のある時に覗いてください。
http://mc-yano.biz/YouTube.html
posted by Tadashi Yano at 15:55| Comment(0)
| 研修・セミナー
2019年09月05日
YouTube
地方のホテル自室です。
火曜日からの出張で、
今夜初めてご飯を口にしたことに気づきました。
珍しい。
これまでは、私の受講者は民間や役所に所属する人が大半だったのですが、
所属する組織に捉われず、”自分らしく生きる”ことを実践する情報交換の場として、
YCC(矢野キャリアコミュニティ)を立ち上げようと準備をしております。
前職の同僚だった橘田智雄さんと一緒に進めております。
直接会ったり、SKYPEミーティングもやっているが、
互いの日程調整が難しい…。
でも、新しいことに取り組むのは大変だが面白いと、
遅々として進まないことも楽しみながら取り組んでおります。
そこで、
研修やセミナーやキャリア面談を進めていく上で大切にしていることを、
主に事例を紹介する形で動画にしてみました。
研修は、頂いた時間の中で流れを工夫しながら組み立てるもので、
一面だけを切り取る不安もあるのですが、
実際に研修の中で事例としても紹介しているので、
一部分でも参考にしていただければ幸いです。
尚、You Tubeのアカウントは、暫定的に橘田さんのアカウントをお借りしております。
今回は10本をアップする予定ですが、まずは5本を紹介します。
【矢野先生ってどんな人?】(9:59)
https://www.youtube.com/watch?v=sdqCJqubdfs&feature=youtu.be
矢野が仕事を始めてから、研修講師としての現在までをサラッと紹介しております。
【キャリアデザインって何ですか? 〜ある獣医師さんのお話〜】(3:44)
https://www.youtube.com/watch?v=4b0U18HvQhQ&feature=youtu.be
研修を楽しみにして参加してくれる受講者はほとんど居ない冒頭に、
彼らに素直に取り組んでもらうために紹介している事例です。
このおまじないは、時々効きます(笑)。
【将来像を描くのには年齢や早い遅いは関係ありますか 〜ある元気な女性80代のお話〜】(4:27)
https://www.youtube.com/watch?v=crsBUH0SbVw&feature=youtu.be
将来像を描き実践することに臆病になっている人、
今の組織の中だけで完結しようとする人に、
勇気を与える事例です。
【感想ラベルとは何ですか? 〜働くママさん達のお話〜】(3:20)
https://www.youtube.com/watch?v=oh1DwremPzg&feature=youtu.be
質問に対してはストレートに答えきれていないのですが、
長い人生には様々なステージがあることを伝えたい事例です。
【”キャリアセミナーに参加される職種って? 〜ある悩める営業さんのお話〜】(3:59)
https://www.youtube.com/watch?v=ypeSLzxxWLU&feature=youtu.be
将来像を描く・考えることは大変だが、自分と向き合うことで、
現在仕事に行き詰っている人にも参考になるという事例です。
火曜日からの出張で、
今夜初めてご飯を口にしたことに気づきました。
珍しい。
これまでは、私の受講者は民間や役所に所属する人が大半だったのですが、
所属する組織に捉われず、”自分らしく生きる”ことを実践する情報交換の場として、
YCC(矢野キャリアコミュニティ)を立ち上げようと準備をしております。
前職の同僚だった橘田智雄さんと一緒に進めております。
直接会ったり、SKYPEミーティングもやっているが、
互いの日程調整が難しい…。
でも、新しいことに取り組むのは大変だが面白いと、
遅々として進まないことも楽しみながら取り組んでおります。
そこで、
研修やセミナーやキャリア面談を進めていく上で大切にしていることを、
主に事例を紹介する形で動画にしてみました。
研修は、頂いた時間の中で流れを工夫しながら組み立てるもので、
一面だけを切り取る不安もあるのですが、
実際に研修の中で事例としても紹介しているので、
一部分でも参考にしていただければ幸いです。
尚、You Tubeのアカウントは、暫定的に橘田さんのアカウントをお借りしております。
今回は10本をアップする予定ですが、まずは5本を紹介します。
【矢野先生ってどんな人?】(9:59)
https://www.youtube.com/watch?v=sdqCJqubdfs&feature=youtu.be
矢野が仕事を始めてから、研修講師としての現在までをサラッと紹介しております。
【キャリアデザインって何ですか? 〜ある獣医師さんのお話〜】(3:44)
https://www.youtube.com/watch?v=4b0U18HvQhQ&feature=youtu.be
研修を楽しみにして参加してくれる受講者はほとんど居ない冒頭に、
彼らに素直に取り組んでもらうために紹介している事例です。
このおまじないは、時々効きます(笑)。
【将来像を描くのには年齢や早い遅いは関係ありますか 〜ある元気な女性80代のお話〜】(4:27)
https://www.youtube.com/watch?v=crsBUH0SbVw&feature=youtu.be
将来像を描き実践することに臆病になっている人、
今の組織の中だけで完結しようとする人に、
勇気を与える事例です。
【感想ラベルとは何ですか? 〜働くママさん達のお話〜】(3:20)
https://www.youtube.com/watch?v=oh1DwremPzg&feature=youtu.be
質問に対してはストレートに答えきれていないのですが、
長い人生には様々なステージがあることを伝えたい事例です。
【”キャリアセミナーに参加される職種って? 〜ある悩める営業さんのお話〜】(3:59)
https://www.youtube.com/watch?v=ypeSLzxxWLU&feature=youtu.be
将来像を描く・考えることは大変だが、自分と向き合うことで、
現在仕事に行き詰っている人にも参考になるという事例です。
posted by Tadashi Yano at 21:15| Comment(0)
| 研修・セミナー
2019年07月28日
感想ラベル
私のSNSには、”感想ラベル”というキーワードが頻繁に出てきます。
例え数時間でも、研修終了後にメンバーから率直な感想を書いてもらいます。
ラベルは名刺大ですが、一言もあれば、一行か二行もあります。
裏表びっちり書かれたラベルも、意外と多いのです。
2日や3日コースであれば、毎朝1時間ほどかけて、
全員の感想ラベルを読み上げ、事例を紹介し、私なりのメッセージを送ります。
前日の不安や不満、疑問等に答えることで、リセットして臨む為です。
時には、直後の休憩明けからメンバーの行動が変化することもあるし、
それでなくても、二日目の感想のボリュームが倍増し、具体性が増していきます。
彼らの、感想から私が想像していなかった捉え方をしてくれていることを学び、
当然のことながら反省点も浮き彫りになってきます。
私にとっては、命綱とも思える”感想ラベル”の共有化なのですが、
今年から進め方を変更しました。
昨年までは、メンバー全員の感想を読み上げて、
一人に一つ以上必ずコメントしていました。
中には同様の内容もあるのですが、
そこで悩みながら違った視点のコメントすることも
大変だけど、楽しみでもあったのです。
ただ、最近この共有化にかける時間が長くなってしまい、
先週のお客様では、昨年度の平均でも70分以上。
限られた中で、時間を有効活用する為にはテーマを絞ることも大切です。
ということで、全体の傾向を確認した上で、共通のテーマは人数を絞り、
各グループの人数−1名位に絞ってみると、思いのほかうまく行くのです。
時間が短縮出来ることもそうですが、
時間を気にしてサラッと流すところを少しだけでも深掘りでき、
メンバーの反応を確認しながら眠くなってきたと思ったら、1,2カットも。
更に、全員分では無いので、誰が書いたか曖昧にすることも可能です。
今年になって、2社で試してみたが、時間管理も楽になりました。
でも、本当は、メンバー一人ひとりに寄り添いたいのです。
感想の傾向は同様でも、何度も読み返すと、微妙に思いは違うのです。
そんなことを考えながら、毎回、感想ラベルと向き合っております。
例え数時間でも、研修終了後にメンバーから率直な感想を書いてもらいます。
ラベルは名刺大ですが、一言もあれば、一行か二行もあります。
裏表びっちり書かれたラベルも、意外と多いのです。
2日や3日コースであれば、毎朝1時間ほどかけて、
全員の感想ラベルを読み上げ、事例を紹介し、私なりのメッセージを送ります。
前日の不安や不満、疑問等に答えることで、リセットして臨む為です。
時には、直後の休憩明けからメンバーの行動が変化することもあるし、
それでなくても、二日目の感想のボリュームが倍増し、具体性が増していきます。
彼らの、感想から私が想像していなかった捉え方をしてくれていることを学び、
当然のことながら反省点も浮き彫りになってきます。
私にとっては、命綱とも思える”感想ラベル”の共有化なのですが、
今年から進め方を変更しました。
昨年までは、メンバー全員の感想を読み上げて、
一人に一つ以上必ずコメントしていました。
中には同様の内容もあるのですが、
そこで悩みながら違った視点のコメントすることも
大変だけど、楽しみでもあったのです。
ただ、最近この共有化にかける時間が長くなってしまい、
先週のお客様では、昨年度の平均でも70分以上。
限られた中で、時間を有効活用する為にはテーマを絞ることも大切です。
ということで、全体の傾向を確認した上で、共通のテーマは人数を絞り、
各グループの人数−1名位に絞ってみると、思いのほかうまく行くのです。
時間が短縮出来ることもそうですが、
時間を気にしてサラッと流すところを少しだけでも深掘りでき、
メンバーの反応を確認しながら眠くなってきたと思ったら、1,2カットも。
更に、全員分では無いので、誰が書いたか曖昧にすることも可能です。
今年になって、2社で試してみたが、時間管理も楽になりました。
でも、本当は、メンバー一人ひとりに寄り添いたいのです。
感想の傾向は同様でも、何度も読み返すと、微妙に思いは違うのです。
そんなことを考えながら、毎回、感想ラベルと向き合っております。
posted by Tadashi Yano at 15:23| Comment(0)
| 研修・セミナー
2019年06月25日
2日コース無事終了〜
自宅作業中です。
昨夜は、17年前に出会い、
ある地域の人的ネットワーク拡大のキッカケを作ってくれた、
元受講者Oさんと久々の再会でした。
とても、楽しく有意義な時間を過ごせましたよ。
さて、先週末の中堅社員研修を振り返っておきます。
【6月21日(金) 1日目】
某社中堅社員研修は、13名(女性1名)。
研修が始まる前から賑やで、反応も良いので大いに期待しました。
研修の流れは、大きく変えていないので、
関心のある方は昨年の流れを参考にしてください。
http://mcy.sblo.jp/article/183667187.html
オリエンテーション最後の「ガラスのコップの使いみち」(準備運動)も
「理想のビジネスプロ」(本番)もそこそこ盛り上がる。

いつもとは違うのが、過去の振り返りでした。
通常5、60分かけるのですが、希望を確認すると5名グループで15分!!
一瞬うろたえたのですが、同期なので『今更!』という思いがあるのかもしれません。
まずは午前中の25分で試してみようとなだめたところ、
最終的には60分以上かけておりました。
凝集性もグッと高まっておりましたよ。

働く意味では、全員が独身なのでパパの事例は外したが、
重要性を熱く語ったつもりです。
能力についても、個人ワークという名のカンニング大会も、

3人(一部4人)一組のプチ自慢大会もかなり盛り上がりました。

時間的に余裕もあったので、能力開発のポイントも丁寧に解説しました。
多少波があるものの、徐々に弾みがついていき、
自社を自己否定するディベートでは、
グループ内の分科会では1名が3名を相手に奮闘していました。
こういう動きも2日コースでは珍しいのです。


全体会合では、なかなか議論が噛み合わず、
いつも期待をする仲良しモードでも、ディベートに関する感想が多く、
独自の仕事や職場を通した情報発信が少なく、少し残念でした。
それでも、このワークで彼らは自社を知ることの重要性は実感してくれたようです。


研修を21時頃に終えて、小一時間の懇親会。
ビール1杯のコップで頑張って、自室に戻り確認した感想ラベル。
大多数が、ディベートを中心に組織の一員としての視点が多いのです。
タイトルは”中堅社員研修”ですが、
内容的にはもう少し自分と向き合って欲しかった。
それでも、否定的な内容は無いので、睡眠時間を挟んで深夜と早朝にかけて、
彼らの感想ラベルを何度も読み返し、彼らと向き合ったつもりです。
【6月22日(土) 2日目】
例年、2日目の朝は、皆さん眠たい病と闘っているが、
今回は随分頑張ってくれた様です。
感想ラベル、働く意味や能力に関する記述は数名だけでしたが、
それを逆手にとって、私も自由に事例を紹介しメッセージを送ることが出来ました。
初日から少し気になっていたメンバーが複数居たので、彼らも意識して…。
休憩後の”将来像を描く”は個人ワークも、情報交換も熱を帯びて延長申請も…。


その後の、将来像を実現するための仕事系と人系の分析も、
少しだけ延長しながら真剣に取り組んでくれました。
最終コーナーの相互フィードバックも、
サラッと終るかと思っていたら、思いのほか時間をかけております。


フィードバックに慣れていないこともあるのでしょうが、
2日間一緒に過ごした同期に心のこもったメッセージを送りたかったのでしょう。
メリハリのあるフィードバックを交換した様です。
感想ラベルも、2日間の微妙な変化を彼らの言葉でまとめてくれた内容が多く、
帰りの電車で疲れがスーッと引いて行くようでした。
2日目に多少盛り返せた様でホッとしております。
興味や関心のある方は、目を通してください。
http://mc-yano.biz/kan1902.html
昨夜は、17年前に出会い、
ある地域の人的ネットワーク拡大のキッカケを作ってくれた、
元受講者Oさんと久々の再会でした。
とても、楽しく有意義な時間を過ごせましたよ。
さて、先週末の中堅社員研修を振り返っておきます。
【6月21日(金) 1日目】
某社中堅社員研修は、13名(女性1名)。
研修が始まる前から賑やで、反応も良いので大いに期待しました。
研修の流れは、大きく変えていないので、
関心のある方は昨年の流れを参考にしてください。
http://mcy.sblo.jp/article/183667187.html
オリエンテーション最後の「ガラスのコップの使いみち」(準備運動)も
「理想のビジネスプロ」(本番)もそこそこ盛り上がる。

いつもとは違うのが、過去の振り返りでした。
通常5、60分かけるのですが、希望を確認すると5名グループで15分!!
一瞬うろたえたのですが、同期なので『今更!』という思いがあるのかもしれません。
まずは午前中の25分で試してみようとなだめたところ、
最終的には60分以上かけておりました。
凝集性もグッと高まっておりましたよ。

働く意味では、全員が独身なのでパパの事例は外したが、
重要性を熱く語ったつもりです。
能力についても、個人ワークという名のカンニング大会も、

3人(一部4人)一組のプチ自慢大会もかなり盛り上がりました。

時間的に余裕もあったので、能力開発のポイントも丁寧に解説しました。
多少波があるものの、徐々に弾みがついていき、
自社を自己否定するディベートでは、
グループ内の分科会では1名が3名を相手に奮闘していました。
こういう動きも2日コースでは珍しいのです。


全体会合では、なかなか議論が噛み合わず、
いつも期待をする仲良しモードでも、ディベートに関する感想が多く、
独自の仕事や職場を通した情報発信が少なく、少し残念でした。
それでも、このワークで彼らは自社を知ることの重要性は実感してくれたようです。


研修を21時頃に終えて、小一時間の懇親会。
ビール1杯のコップで頑張って、自室に戻り確認した感想ラベル。
大多数が、ディベートを中心に組織の一員としての視点が多いのです。
タイトルは”中堅社員研修”ですが、
内容的にはもう少し自分と向き合って欲しかった。
それでも、否定的な内容は無いので、睡眠時間を挟んで深夜と早朝にかけて、
彼らの感想ラベルを何度も読み返し、彼らと向き合ったつもりです。
【6月22日(土) 2日目】
例年、2日目の朝は、皆さん眠たい病と闘っているが、
今回は随分頑張ってくれた様です。
感想ラベル、働く意味や能力に関する記述は数名だけでしたが、
それを逆手にとって、私も自由に事例を紹介しメッセージを送ることが出来ました。
初日から少し気になっていたメンバーが複数居たので、彼らも意識して…。
休憩後の”将来像を描く”は個人ワークも、情報交換も熱を帯びて延長申請も…。


その後の、将来像を実現するための仕事系と人系の分析も、
少しだけ延長しながら真剣に取り組んでくれました。
最終コーナーの相互フィードバックも、
サラッと終るかと思っていたら、思いのほか時間をかけております。


フィードバックに慣れていないこともあるのでしょうが、
2日間一緒に過ごした同期に心のこもったメッセージを送りたかったのでしょう。
メリハリのあるフィードバックを交換した様です。
感想ラベルも、2日間の微妙な変化を彼らの言葉でまとめてくれた内容が多く、
帰りの電車で疲れがスーッと引いて行くようでした。
2日目に多少盛り返せた様でホッとしております。
興味や関心のある方は、目を通してください。
http://mc-yano.biz/kan1902.html
posted by Tadashi Yano at 12:20| Comment(0)
| 研修・セミナー
2019年05月23日
ライフキャリア面談
自宅です。
ライフキャリア面談が始まりました。
http://mc-yano.biz/lifecareerinterview.html
ベースになってくれる相談者も居るのですがまだまだ少数ですし、
新規の相談者が現れるのはもっと先だと覚悟しておりました(笑)。
経験ゼロで、知識も情報も持たずに研修講師になろうとしたオオバカ時代。
路頭に迷っていた25,6年前に比べると多少余裕はありますが、
相談者0が1になり、2になり…このペースが懐かしくもあります。
基本1時間程度の面談ですが、相談者の話を聴いていると、
次から次へと確認事項が出てきて、相手の話を邪魔しない程度に
質問しようとすると、これがなかなか大変です。
あれこれやり取りをして、予定の10分くらい前に確認事項が無いか聞いてみると、
そこから新たな話題が出てきて、しばし面談が続きます(笑)。
結局多少の延長もしながら一応面談を終了した後は、
自分用に面談の経緯をまとめていきます。
その過程で気づいた質問やアドバイスが浮かぶと、ラインを送る…。
経営者としては、もどかしい部分もあるのですが、
講師としては貴重な経験です。
相談者に寄り添い、相手の熱量があがったり、逆に引いていくのを感じながら、
様々な人生や仕事、私生活、対人関係、悩み、迷い、武勇伝、失敗談…を聴く中で、
相談者が一番話したいことは何か(複数の場合も)を絞り、
その話題を更に深め、広げ、時に視点を変えてあげることで、
相談者がホッとしたり、自信を取り戻したり、先に進むヒントを見つけてくれる…。
もちろん、相談の内容も様々ですから、1時間でストンと落ちることの方が稀でしょうが、
私自身が満足して頂けないと思った時には、第2回戦(無料)。
この場では辛い面も有るのですが、この様な経験を参考にして、
20名、30名、40名近くの受講者がいる研修も、
メンバー一人ひとりが違うことを踏まえて臨むようにしたいと思います。
まだ始まったばかりですが、今後は専業主婦や就活生、働くママさんへと
徐々に対象者の幅を広げていきたいと思います。
ライフキャリア面談が始まりました。
http://mc-yano.biz/lifecareerinterview.html
ベースになってくれる相談者も居るのですがまだまだ少数ですし、
新規の相談者が現れるのはもっと先だと覚悟しておりました(笑)。
経験ゼロで、知識も情報も持たずに研修講師になろうとしたオオバカ時代。
路頭に迷っていた25,6年前に比べると多少余裕はありますが、
相談者0が1になり、2になり…このペースが懐かしくもあります。
基本1時間程度の面談ですが、相談者の話を聴いていると、
次から次へと確認事項が出てきて、相手の話を邪魔しない程度に
質問しようとすると、これがなかなか大変です。
あれこれやり取りをして、予定の10分くらい前に確認事項が無いか聞いてみると、
そこから新たな話題が出てきて、しばし面談が続きます(笑)。
結局多少の延長もしながら一応面談を終了した後は、
自分用に面談の経緯をまとめていきます。
その過程で気づいた質問やアドバイスが浮かぶと、ラインを送る…。
経営者としては、もどかしい部分もあるのですが、
講師としては貴重な経験です。
相談者に寄り添い、相手の熱量があがったり、逆に引いていくのを感じながら、
様々な人生や仕事、私生活、対人関係、悩み、迷い、武勇伝、失敗談…を聴く中で、
相談者が一番話したいことは何か(複数の場合も)を絞り、
その話題を更に深め、広げ、時に視点を変えてあげることで、
相談者がホッとしたり、自信を取り戻したり、先に進むヒントを見つけてくれる…。
もちろん、相談の内容も様々ですから、1時間でストンと落ちることの方が稀でしょうが、
私自身が満足して頂けないと思った時には、第2回戦(無料)。
この場では辛い面も有るのですが、この様な経験を参考にして、
20名、30名、40名近くの受講者がいる研修も、
メンバー一人ひとりが違うことを踏まえて臨むようにしたいと思います。
まだ始まったばかりですが、今後は専業主婦や就活生、働くママさんへと
徐々に対象者の幅を広げていきたいと思います。
posted by Tadashi Yano at 16:56| Comment(0)
| 研修・セミナー
2019年05月06日
専業主婦大歓迎!!
GWは、というより今年に入ってからずっと、
これまでの働き方を振り返っておりました。
受講者から頂いたメールや手紙を読む限りでは、
研修や相談を通して、多少なりとも元気づけられたり、
ささやかなヒントはあげられたと思います。
それらは、研修終了後の教室で相談を受けたり、
終了日の夜とか数日経ってからのやりとりです。
アクセスをして頂けることは嬉しいが、
見方を変えると、
研修やセミナーでは1対大勢のやり取りが中心なので、
個別にフォローするには限界もあります。
もちろん、講師の力量不足は大前提です。
そこで、これまで以上に、
1対1、あるいは1対少数のやり取りを充実させて、
より相手を理解し、寄り添えることが出来ないかと考えております。
http://mc-yano.biz/lifecareerinterview.html
特に記してはいませんが、ターゲットは老若男女です。
例えば、仕事と育児と家事に翻弄されているママさんも居るし、
専業主婦もしっかり働いているはずなのに、自信が持てない人も…。
頑張っている人もそうでない人も、元気な人もそうでない人も、
少しでも前に向かって頂ける様、
応援しながら、私も一緒に悩み考えたいと思います。
物理的な限界もあるのですが、
そこは様々なツールを使いながら試行錯誤していきます。
それもまた楽しみです。
まずは、相談者第一号がどういう人になるのか…。
今年中に出て欲しい。
長期戦です(笑)。
これまでの働き方を振り返っておりました。
受講者から頂いたメールや手紙を読む限りでは、
研修や相談を通して、多少なりとも元気づけられたり、
ささやかなヒントはあげられたと思います。
それらは、研修終了後の教室で相談を受けたり、
終了日の夜とか数日経ってからのやりとりです。
アクセスをして頂けることは嬉しいが、
見方を変えると、
研修やセミナーでは1対大勢のやり取りが中心なので、
個別にフォローするには限界もあります。
もちろん、講師の力量不足は大前提です。
そこで、これまで以上に、
1対1、あるいは1対少数のやり取りを充実させて、
より相手を理解し、寄り添えることが出来ないかと考えております。
http://mc-yano.biz/lifecareerinterview.html
特に記してはいませんが、ターゲットは老若男女です。
例えば、仕事と育児と家事に翻弄されているママさんも居るし、
専業主婦もしっかり働いているはずなのに、自信が持てない人も…。
頑張っている人もそうでない人も、元気な人もそうでない人も、
少しでも前に向かって頂ける様、
応援しながら、私も一緒に悩み考えたいと思います。
物理的な限界もあるのですが、
そこは様々なツールを使いながら試行錯誤していきます。
それもまた楽しみです。
まずは、相談者第一号がどういう人になるのか…。
今年中に出て欲しい。
長期戦です(笑)。
posted by Tadashi Yano at 11:37| Comment(0)
| 研修・セミナー
折り返し?!
今日は、GW最終日。
2,3日置きにスポーツクラブに行ったり、
孫もどきに会いに行ったりもしたのですが、
時間の大半はWEBの整理に費やしておりました。
思うところがあって、過去のWEBやブログを見直し、
かなり記事を削除しましたし、生々しい記述は編集しました。
お陰で、少しスッキリしたのですが、もう一つのスッキリが…(笑)。
過去の受講者から頂いた手紙やメールを全て読み返したのですが、
嬉しい内容が多かったです。
もちろん、納得できないという内容もあるのですが、
私のメンバーとの関わり方は、さほど間違いでも無かった様です。
あと1ヶ月で66歳になります。
同級生からは、ハッピーリタイアしたという報告も多くなってきたのですが、
私は、もう少し仕事を楽しみたいと思います。
距離は、この後の方が断然短いのでしょうが、
前半戦を振り返ることは出来たので、
後半戦を更に自分が納得できるやり方で進んで行こうと思います。
http://mc-yano.biz/
上記は、かなりスッキリさせたWEB、のつもりです。
情報量はかなり圧縮しておりますが、
受講者の生の声はご理解いただけると思いますので、
参考にして頂ければ幸いです。
2,3日置きにスポーツクラブに行ったり、
孫もどきに会いに行ったりもしたのですが、
時間の大半はWEBの整理に費やしておりました。
思うところがあって、過去のWEBやブログを見直し、
かなり記事を削除しましたし、生々しい記述は編集しました。
お陰で、少しスッキリしたのですが、もう一つのスッキリが…(笑)。
過去の受講者から頂いた手紙やメールを全て読み返したのですが、
嬉しい内容が多かったです。
もちろん、納得できないという内容もあるのですが、
私のメンバーとの関わり方は、さほど間違いでも無かった様です。
あと1ヶ月で66歳になります。
同級生からは、ハッピーリタイアしたという報告も多くなってきたのですが、
私は、もう少し仕事を楽しみたいと思います。
距離は、この後の方が断然短いのでしょうが、
前半戦を振り返ることは出来たので、
後半戦を更に自分が納得できるやり方で進んで行こうと思います。
http://mc-yano.biz/
上記は、かなりスッキリさせたWEB、のつもりです。
情報量はかなり圧縮しておりますが、
受講者の生の声はご理解いただけると思いますので、
参考にして頂ければ幸いです。
posted by Tadashi Yano at 10:26| Comment(1)
| 研修・セミナー
2018年10月28日
先輩後輩合同研修2018
自宅です。
金曜日までの研修を振り返っておきます。
【10月25日(木) 1日目】
某市役所入庁10・11年目キャリアデザイン研修は、33名(女性16名)。
朝一番4つの質問の回答状況は、
”走っている”は17名(51.5%)、
”任されている”は21名(63.6%)、
”視野を広げている”は12名(36.4%)、
”仕事に乗っている”は18名(54.5%)
この段階としては、かなり良好な状態です。
安心して進めそうに思える一方、『今更キャリア?!』という反応があるのかも…(笑)。
例年、2階層の入庁同期が主流なので開始前から元気で和気藹々なのですが、
今回はギリギリ駆け込むメンバーも数名居たし、
例年に比較すると、ややおとなしい印象でした。
ただ、私の自己紹介と4つの質問に関するメッセージは真剣に聴いてくれました。
男女の数がこれほど拮抗しているのも珍しいのですが、
その性か時間の経過とともに、和気あいあいの雰囲気になっていきます。
時間内に集中してくれたので、延長申請もほとんど無く、時間管理は楽でしたよ。
研修を楽しみにして来てくれたメンバーは居ませんでしたが、
「主体性とは?」に回答してくれたメンバーが一人居てホッとする。
■”ガラスのコップの使いみち”では、15以上を目指すメンバーが3名居ました。
最近では、結果が出る前に、挑戦心を称えて拍手を送っております(笑)。
個人ワークは3分、情報交換は5分にセットしたのですが、結果2分延長です。
ここでは、結果はともかく視点を変えることと、相互学習の重要性を実感してくれれば、
2日間の課題に取り組む上で必ずプラスに働くはずなのです。
更に、復習も兼ねて”私は○○○である”に個人で5分かけて取り組みました。
ここでは共有化はしないのですが、組織の一員、資格や職種という看板を取ったとき、
個人として何が残るか考えて欲しいというメッセージを送っております。
■”歴史と体験の共有化”は、メンバーの経歴を考慮して長めに、
昼休みを挟んで75分にセットしました。
ただ、午前中は、まだギクシャクしていますが、
午後からは、少しずつ慣れてきたし、徐々に熱が帯びていきます。

共同で課題に取り組む時には、互いに違うという前提で、
バックグラウンド、強み弱み、価値観を共有することの大切さと、
”過去と仲良くする”意味を熱く伝えて、一旦休憩です。
■事例を紹介しながら、将来像を描く重要性と、
将来像とは言えなくても、少し先を見据えた課題を設定する意味について解説した後、
まず、”自分が何を実現したいのか?:働く意味”の整理に入ります。
まず働く目的の仮説を立てるのですが、”お金”の割合は20%〜99%と幅があり、
今回はいつも以上に20%と30%が目立ちました。
某組織の管理職(お父さん)の事例と消防士の事例を紹介して、
目的と手段を意識して働くことの重要性を伝えて、
個人ワーク25分、情報交換10分。
私からは、”誰の為に働くのか”に関する事例を中心にメッセージを送っております。
■”自分に何が出来るのか?:財産目録づくり”は、まず個人ワークで25分。
拡散思考で財産をラベル化し、収束思考でラベルをシートに貼りつけます。
この段階で自信を無くして欲しくないので、事例を紹介して、
@日常の業務を振り返り、自身の苦労や努力や工夫を押さえる
Aこの段階では、まず自身の中での強み・持ち味を大切にする
ようにメッセージを送ります。
”面接形式プチ自慢大会”はグループ単位に戻しました。
前回は他流試合にして視点を変えることを重視したのですが、
今回は2日間じっくり定点観察をしてみようと…。

形式的には面接場面を想定していますが、
その時点で主役が誰なのかを明確にすることで、
互いの集中力が増すことを、最近特に感じております。
但し、目的を理解した上で、手段は自由にやるのが一番です。
アドバイスをするというよりも、相手に興味と関心を持って
根掘り葉掘り質問しながら持ち味を引き出していくように指導しております。
40分〜50分で情報交換して、感想ラベルを書いて17時終了の目論見でしたが、
一番早いグループで45分、一番遅いグループでちょうど60分。
4名グループでも、50分と55分。
かなり集中してくれたし、得るものも多かった様です。
最寄のホテルにチェックインして確認した感想ラベル、
モヤモヤ感はある意味前提ですが、アッサリ系は少なく、
特に女性からの小さな文字でビッチリ書き込まれたラベルが目立ちました。
朝一番の印象とは違い、悩みも多いということでしょうか…。
【10月26日(金) 2日目】
前夜コメントをまとめていたのですが、
最近感想ラベルの共有化の時間が長くなっているので、早起きして見直し短くしました。
朝一番の挨拶は、前日に比べると随分元気でした。
緊張感と眠気を飛ばす為に、5分間フリートーク。
”感想ラベルの共有化”は、60分を目指したのですが、
途中10分間の休憩を入れたものの、
実質80分近く熱いメッセージを送ってしまいました。
それでも、多くのメンバーが集中して聴いてくれたと思います。
■将来像を描き、実現していく上での切り口
WILL:自分がなにをしたいのか(長期的な視点で):働く意味
CAN :自分に何が出来るのか:能力や専門性
MUST:組織の一員として何をしなければならないのか:使命や役割
を復習した上で、”市を取り巻く環境の変化”の共有化に取り組みます。
35分ほど各自のフィルターを通した環境の変化を共有化しましたが、
環境の変化に流されず適応していく為に、
というよりもっと暮しやすい市にしていくために、
新しい課題・難しい課題に取り組む必要があるし、
そのことが自分にとってどういう意味があるのか、
将来にどの様に繋がっていくのかを考えてもらえるように伝えました。
■午前中最後の課題は、”将来像を描く”の個人ワーク30分。
いきなり民間バージョンのサンプルを確認する者、物思いにふける者等様々ですが、
正午まで、かなり集中して取り組んでくれました。

午後から、各自が描いた将来像をより大きく具体的に出来るよう共有化します。

『実現できるかどうかではなく、本気でやりたいこと、なりたい自分を自由に描く!』
と伝えたメッセージを受け止めてくれたのか、様々な将来像を語り、
聴いているメンバーも、時にお気楽に、時に真面目に質問やアドバイスをしています。
短いかと思いながら45分にセットしたが、今回も結局10分強延長しました。
ここでも、楽しそうにやり取りしており、グループ内の凝集性が更に高まります。
■”将来像を実現させるための課題づくり”は、まず”仕事系”の分析から。
私が少しリードした後、個人ワーク6,7分、情報交換30分弱。
今回は、仕事環境が”とても恵まれている”とそれに準ずる人が7,8名、
”あまり恵まれていない”人は2名ほどでした。
初日4つの質問に対する回答状況からある程度予測していたが、かなり恵まれている。
なので、あまり恵まれていないと認識しているメンバーに、視点を変えたり、
自身の成功・失敗体験を踏まえた質問やアドバイスをするように指示しており、
まず全体を俯瞰し、次に細部を分析した上で、再度全体を見渡すよう指導しています。
■”人的財産”の整理は、個人ワーク15分、情報交換25分にセットしたのですが、
彼らが互いを人的財産と認め合っているようで、
和やかで心地よい時の流れを感じておりました。

私からは、
”これまで以上に人に興味と関心を持って話かけてみる”
”会いたいと思った人が居たら、今すぐ会えなくても連絡だけはしておく”
というメッセージを事例をまじえて送っております。
■最終コーナーの”仲間に映った自分”がスタートしたのは、16:25。
前回よりなんとか10分早めることが出来ましたが、
毎回2日目の午後からバタバタしてしまいます。
反省しきりではあるのですが、ライブ感覚で進めていると…(苦笑)。
一人平均8、9分で、自己評価と他者評価を終えて、
貰ったフィードバックラベルに対するお礼・感想・疑問点等を共有化します。

最後のまとめが大切なのですが、
一グループだけ大幅に時間がかかり、
それでも不完全燃焼だったと思うので申し訳ない。
内容的には、厳しいことを書いたり言ったりしているが、笑顔や笑い声が多いのです。
『耳に心地よいメッセージも耳に痛いメッセージもあるだろうが、
二日間共に行動したメンバーからの指摘だから素直に受け止められる。
人をリードし指導し評価する為には、相手と行動を共にする、観察する、
日常的にコミュニケーションをとることが大切なことを学び実践して欲しい。』
という私のメッセージを送って終了です。
自宅に戻って確認した感想ラベルは、嬉しい内容が多かったです。
彼らが真剣に書いてくれた感想なので、一人ひとりに答えながら、
全体で大切なテーマを共有化することは大切ですが、もっと短くしなければ…。
私の修業も続きます(苦笑)。
金曜日までの研修を振り返っておきます。
【10月25日(木) 1日目】
某市役所入庁10・11年目キャリアデザイン研修は、33名(女性16名)。
朝一番4つの質問の回答状況は、
”走っている”は17名(51.5%)、
”任されている”は21名(63.6%)、
”視野を広げている”は12名(36.4%)、
”仕事に乗っている”は18名(54.5%)
この段階としては、かなり良好な状態です。
安心して進めそうに思える一方、『今更キャリア?!』という反応があるのかも…(笑)。
例年、2階層の入庁同期が主流なので開始前から元気で和気藹々なのですが、
今回はギリギリ駆け込むメンバーも数名居たし、
例年に比較すると、ややおとなしい印象でした。
ただ、私の自己紹介と4つの質問に関するメッセージは真剣に聴いてくれました。
男女の数がこれほど拮抗しているのも珍しいのですが、
その性か時間の経過とともに、和気あいあいの雰囲気になっていきます。
時間内に集中してくれたので、延長申請もほとんど無く、時間管理は楽でしたよ。
研修を楽しみにして来てくれたメンバーは居ませんでしたが、
「主体性とは?」に回答してくれたメンバーが一人居てホッとする。
■”ガラスのコップの使いみち”では、15以上を目指すメンバーが3名居ました。
最近では、結果が出る前に、挑戦心を称えて拍手を送っております(笑)。
個人ワークは3分、情報交換は5分にセットしたのですが、結果2分延長です。
ここでは、結果はともかく視点を変えることと、相互学習の重要性を実感してくれれば、
2日間の課題に取り組む上で必ずプラスに働くはずなのです。
更に、復習も兼ねて”私は○○○である”に個人で5分かけて取り組みました。
ここでは共有化はしないのですが、組織の一員、資格や職種という看板を取ったとき、
個人として何が残るか考えて欲しいというメッセージを送っております。
■”歴史と体験の共有化”は、メンバーの経歴を考慮して長めに、
昼休みを挟んで75分にセットしました。
ただ、午前中は、まだギクシャクしていますが、
午後からは、少しずつ慣れてきたし、徐々に熱が帯びていきます。

共同で課題に取り組む時には、互いに違うという前提で、
バックグラウンド、強み弱み、価値観を共有することの大切さと、
”過去と仲良くする”意味を熱く伝えて、一旦休憩です。
■事例を紹介しながら、将来像を描く重要性と、
将来像とは言えなくても、少し先を見据えた課題を設定する意味について解説した後、
まず、”自分が何を実現したいのか?:働く意味”の整理に入ります。
まず働く目的の仮説を立てるのですが、”お金”の割合は20%〜99%と幅があり、
今回はいつも以上に20%と30%が目立ちました。
某組織の管理職(お父さん)の事例と消防士の事例を紹介して、
目的と手段を意識して働くことの重要性を伝えて、
個人ワーク25分、情報交換10分。
私からは、”誰の為に働くのか”に関する事例を中心にメッセージを送っております。
■”自分に何が出来るのか?:財産目録づくり”は、まず個人ワークで25分。
拡散思考で財産をラベル化し、収束思考でラベルをシートに貼りつけます。
この段階で自信を無くして欲しくないので、事例を紹介して、
@日常の業務を振り返り、自身の苦労や努力や工夫を押さえる
Aこの段階では、まず自身の中での強み・持ち味を大切にする
ようにメッセージを送ります。
”面接形式プチ自慢大会”はグループ単位に戻しました。
前回は他流試合にして視点を変えることを重視したのですが、
今回は2日間じっくり定点観察をしてみようと…。

形式的には面接場面を想定していますが、
その時点で主役が誰なのかを明確にすることで、
互いの集中力が増すことを、最近特に感じております。
但し、目的を理解した上で、手段は自由にやるのが一番です。
アドバイスをするというよりも、相手に興味と関心を持って
根掘り葉掘り質問しながら持ち味を引き出していくように指導しております。
40分〜50分で情報交換して、感想ラベルを書いて17時終了の目論見でしたが、
一番早いグループで45分、一番遅いグループでちょうど60分。
4名グループでも、50分と55分。
かなり集中してくれたし、得るものも多かった様です。
最寄のホテルにチェックインして確認した感想ラベル、
モヤモヤ感はある意味前提ですが、アッサリ系は少なく、
特に女性からの小さな文字でビッチリ書き込まれたラベルが目立ちました。
朝一番の印象とは違い、悩みも多いということでしょうか…。
【10月26日(金) 2日目】
前夜コメントをまとめていたのですが、
最近感想ラベルの共有化の時間が長くなっているので、早起きして見直し短くしました。
朝一番の挨拶は、前日に比べると随分元気でした。
緊張感と眠気を飛ばす為に、5分間フリートーク。
”感想ラベルの共有化”は、60分を目指したのですが、
途中10分間の休憩を入れたものの、
実質80分近く熱いメッセージを送ってしまいました。
それでも、多くのメンバーが集中して聴いてくれたと思います。
■将来像を描き、実現していく上での切り口
WILL:自分がなにをしたいのか(長期的な視点で):働く意味
CAN :自分に何が出来るのか:能力や専門性
MUST:組織の一員として何をしなければならないのか:使命や役割
を復習した上で、”市を取り巻く環境の変化”の共有化に取り組みます。

35分ほど各自のフィルターを通した環境の変化を共有化しましたが、
環境の変化に流されず適応していく為に、
というよりもっと暮しやすい市にしていくために、
新しい課題・難しい課題に取り組む必要があるし、
そのことが自分にとってどういう意味があるのか、
将来にどの様に繋がっていくのかを考えてもらえるように伝えました。
■午前中最後の課題は、”将来像を描く”の個人ワーク30分。
いきなり民間バージョンのサンプルを確認する者、物思いにふける者等様々ですが、
正午まで、かなり集中して取り組んでくれました。

午後から、各自が描いた将来像をより大きく具体的に出来るよう共有化します。


『実現できるかどうかではなく、本気でやりたいこと、なりたい自分を自由に描く!』
と伝えたメッセージを受け止めてくれたのか、様々な将来像を語り、
聴いているメンバーも、時にお気楽に、時に真面目に質問やアドバイスをしています。
短いかと思いながら45分にセットしたが、今回も結局10分強延長しました。
ここでも、楽しそうにやり取りしており、グループ内の凝集性が更に高まります。
■”将来像を実現させるための課題づくり”は、まず”仕事系”の分析から。
私が少しリードした後、個人ワーク6,7分、情報交換30分弱。
今回は、仕事環境が”とても恵まれている”とそれに準ずる人が7,8名、
”あまり恵まれていない”人は2名ほどでした。
初日4つの質問に対する回答状況からある程度予測していたが、かなり恵まれている。
なので、あまり恵まれていないと認識しているメンバーに、視点を変えたり、
自身の成功・失敗体験を踏まえた質問やアドバイスをするように指示しており、
まず全体を俯瞰し、次に細部を分析した上で、再度全体を見渡すよう指導しています。
■”人的財産”の整理は、個人ワーク15分、情報交換25分にセットしたのですが、
彼らが互いを人的財産と認め合っているようで、
和やかで心地よい時の流れを感じておりました。

私からは、
”これまで以上に人に興味と関心を持って話かけてみる”
”会いたいと思った人が居たら、今すぐ会えなくても連絡だけはしておく”
というメッセージを事例をまじえて送っております。
■最終コーナーの”仲間に映った自分”がスタートしたのは、16:25。
前回よりなんとか10分早めることが出来ましたが、
毎回2日目の午後からバタバタしてしまいます。
反省しきりではあるのですが、ライブ感覚で進めていると…(苦笑)。
一人平均8、9分で、自己評価と他者評価を終えて、
貰ったフィードバックラベルに対するお礼・感想・疑問点等を共有化します。

最後のまとめが大切なのですが、
一グループだけ大幅に時間がかかり、
それでも不完全燃焼だったと思うので申し訳ない。
内容的には、厳しいことを書いたり言ったりしているが、笑顔や笑い声が多いのです。
『耳に心地よいメッセージも耳に痛いメッセージもあるだろうが、
二日間共に行動したメンバーからの指摘だから素直に受け止められる。
人をリードし指導し評価する為には、相手と行動を共にする、観察する、
日常的にコミュニケーションをとることが大切なことを学び実践して欲しい。』
という私のメッセージを送って終了です。
自宅に戻って確認した感想ラベルは、嬉しい内容が多かったです。
彼らが真剣に書いてくれた感想なので、一人ひとりに答えながら、
全体で大切なテーマを共有化することは大切ですが、もっと短くしなければ…。
私の修業も続きます(苦笑)。
posted by Tadashi Yano at 19:05| Comment(0)
| 研修・セミナー
2018年10月20日
昇任試験事前研修2018
【2018年10月19日(金)】
昇任試験事前研修の受講者は、36名(女性9名)。
平均年令44.9才だそうです。
実際に部下や後輩を抱えるメンバーは13名です。
有資格者は全員受験(受講)対象なので、
『昇任なんかしたくない…』と思っているメンバーも居るでしょうから、
朝一番の空気は硬い…。
なので、私の自己紹介は、ダメな上司とダメな部下のカミングアウトから入ります。
朝一番4つの質問ですが、
”走っている”は20名(56%)、
”任されている”は21名(58%)、
”視野を広げている”は14名(39%)、
”仕事が充実している”は19名(53%)。
手あげの状態としてはかなり良好なので、
昇任は目的ではなく手段として捉え、
自分も部下も納得できる仕事をして、暮らし易いマチにして、市民を幸せに出来るか
という発想と行動にリードしたいと思います。
更に、こちらは、元々キャリアデザイン研修を担当しているうちに
この研修も依頼されたので、私としては二つの研修の連携を考えております。
とは言え、微妙に違う伝え方をしなければならずしどろもどろにもなるのですが、
今回も、すぐ傍に座っていたメンバーが反応してくれるので、
その方を頼りに話をしていきました。
後で分かったのですが、私と同郷でした(笑)。
昇任して何を実現したいのか考えて欲しいので、まずはMUSTから入ります。
講義やお勉強モードは極力避けたいので、
”部下(後輩)育成は必要ない!?”という模擬ディベートを行いました。
グループ内で必要派と不要派に分かれて、10分ほど作戦タイム。

思いのほか、面白がり、なおかつ真剣に準備しております。
本番もかなり盛り上がりましたよ。

ディベートは頭で処理をしがちになるので、互いの体験を共有化するのですが、
その前に働く意味の仮説を立て、目的と手段の関係性を考え、重要性を実感します。
時間にすると、15分程度ですが、この時間が彼らを元気にする上で大切なのです。
その後は、昼休みを挟んで、互いの歴史と体験の一部を共有しました。

午後からの30分も引き続きの情報交換ですが、
かなり集中して取り組んでくれました。
60分の情報交換でしたが、職種も経験年数も、上司歴の有無・長短等々の違いがあり、
体験談もそれぞれ違うので、自分事として捉えてみると気づきもあるのです。
ディベートで議論した部下(後輩)育成も、前段で立てた働く意味の仮説も、
実体験に基づいて整理すると更に気づきも増えてきます。
中には、上司歴の長い先輩に脱帽する後輩さんも居ました。
ここまで丁寧にやっていたら、残り時間は1.5時間を切っておりました。
ただ、今回は対象者は必須の受験(受講)なので、ニーズも多様である筈です。
しかも、私はキャリアの要素を大切にしていますが、
出来るだけマネジメント寄りの進め方を心がけております。
マネジメントの基本を整理した後は、
人材育成を中心に実践的なアドバイスをしたつもりです。
機関銃のごとく情報提供していくので、私も大変ですが、メンバーはもっと大変!!
最後は、”自分と向き合う“意味を伝えて終了です。
一気に駆け抜けました。
メンバーは休憩後に90分の論文試験を控えているので、私は早々に退散しました。
思いっきり駆け抜けたので、メンバーもストレスが溜まったであろうと、
恐る恐る確認した感想ラベルですが、
思いのほか前向きに捉えてくれておりホッとしました。
昇任試験事前研修の受講者は、36名(女性9名)。
平均年令44.9才だそうです。
実際に部下や後輩を抱えるメンバーは13名です。
有資格者は全員受験(受講)対象なので、
『昇任なんかしたくない…』と思っているメンバーも居るでしょうから、
朝一番の空気は硬い…。
なので、私の自己紹介は、ダメな上司とダメな部下のカミングアウトから入ります。
朝一番4つの質問ですが、
”走っている”は20名(56%)、
”任されている”は21名(58%)、
”視野を広げている”は14名(39%)、
”仕事が充実している”は19名(53%)。
手あげの状態としてはかなり良好なので、
昇任は目的ではなく手段として捉え、
自分も部下も納得できる仕事をして、暮らし易いマチにして、市民を幸せに出来るか
という発想と行動にリードしたいと思います。
更に、こちらは、元々キャリアデザイン研修を担当しているうちに
この研修も依頼されたので、私としては二つの研修の連携を考えております。
とは言え、微妙に違う伝え方をしなければならずしどろもどろにもなるのですが、
今回も、すぐ傍に座っていたメンバーが反応してくれるので、
その方を頼りに話をしていきました。
後で分かったのですが、私と同郷でした(笑)。
昇任して何を実現したいのか考えて欲しいので、まずはMUSTから入ります。
講義やお勉強モードは極力避けたいので、
”部下(後輩)育成は必要ない!?”という模擬ディベートを行いました。
グループ内で必要派と不要派に分かれて、10分ほど作戦タイム。

思いのほか、面白がり、なおかつ真剣に準備しております。
本番もかなり盛り上がりましたよ。

ディベートは頭で処理をしがちになるので、互いの体験を共有化するのですが、
その前に働く意味の仮説を立て、目的と手段の関係性を考え、重要性を実感します。
時間にすると、15分程度ですが、この時間が彼らを元気にする上で大切なのです。
その後は、昼休みを挟んで、互いの歴史と体験の一部を共有しました。

午後からの30分も引き続きの情報交換ですが、
かなり集中して取り組んでくれました。
60分の情報交換でしたが、職種も経験年数も、上司歴の有無・長短等々の違いがあり、
体験談もそれぞれ違うので、自分事として捉えてみると気づきもあるのです。
ディベートで議論した部下(後輩)育成も、前段で立てた働く意味の仮説も、
実体験に基づいて整理すると更に気づきも増えてきます。
中には、上司歴の長い先輩に脱帽する後輩さんも居ました。
ここまで丁寧にやっていたら、残り時間は1.5時間を切っておりました。
ただ、今回は対象者は必須の受験(受講)なので、ニーズも多様である筈です。
しかも、私はキャリアの要素を大切にしていますが、
出来るだけマネジメント寄りの進め方を心がけております。
マネジメントの基本を整理した後は、
人材育成を中心に実践的なアドバイスをしたつもりです。
機関銃のごとく情報提供していくので、私も大変ですが、メンバーはもっと大変!!
最後は、”自分と向き合う“意味を伝えて終了です。
一気に駆け抜けました。
メンバーは休憩後に90分の論文試験を控えているので、私は早々に退散しました。
思いっきり駆け抜けたので、メンバーもストレスが溜まったであろうと、
恐る恐る確認した感想ラベルですが、
思いのほか前向きに捉えてくれておりホッとしました。
posted by Tadashi Yano at 13:59| Comment(0)
| 研修・セミナー
2018年10月17日
40代のキャリアデザイン研修2018
先週は山陰に遠征して、
懐かしい人との出会い、初めての方との出会いを楽しみ充実しておりました。
睡眠不足が残っていたのですが、今日の午睡でなんとか解消です(笑)。
【10月11日(木) 1日目】
某市役所40代キャリアデザイン研修は、28名(女性13名)。
職歴ありが16名と過半数を超えており、技術専門職が12名。
本年度異動者6名、過去に異動が無い人は2名。
直属の部下や後輩が居るメンバーが6名でした。
過去の会合は開始前から会場内が賑やかだったのですが、
今回は集合もかなりギリギリで、挨拶もやや元気が無いのです…。
一抹の不安を感じながらの、船出でした(笑)。
朝一番4つの質問ですが、
”走っている”は14名(50%)、
”任されている”は17名(61%)、
”視野を広げている”は7名(25%)、
”仕事が充実している”は9名(32%)。
手あげの状態としてはさほど悪くは無いが、
その割には傾聴姿勢も、元気度も少し物足りなさを感じました。
ただ、開始前に元気良く教室に入ってきたメンバーが、
ひょっとして保育士さんではないかとの予感があったのですが、
その通りで彼女がオーバーアクションで聴いてくれるので救われました(笑)。
■”ガラスのコップの使いみち”では、
15個以上を目指したメンバーは1名居てくれたので、
実績が出る前に、挑戦する姿勢に対して拍手を送ります。
結果は敢えて確認しておりません。
初めての共同作業を、楽しみながら取り組んでくれました。

■“歴史と体験の共有化”は、昼休みを挟んで80分にセットしました。

彼らなりに楽しんでくれている様子なので、5分か10分の延長も覚悟していたが、
午後一番確認すると全6グループが午前中の65分で終了していました。
この経験は初めてです。時間が長ければ良いというものでもないし、
その後の時間管理も楽になるとプラス発想して、まとめに入ります。
今回は、正直なところ自信がなかったが、多少洗脳する意味もあって、
情報交換を終えた後、グループ内の親密度がグーンと高まっていることを確認します。
その上で、@元気になって欲しい A自分(関係者)のことを大切にして欲しい
という願いを込めた振り返りのポイントを紹介して、一旦休憩に入りました。
■”将来像を描く”意味について事例を紹介した後、
”働く意味(自分が何を実現したいのか)”を整理します。
まず、働く目的の%を1分間で仮説を立て、2分間グループ内で共有化します。
今回は、お金の割合が50%がボリュームゾーンで、一番高くて80%が数名でした。
仮説は仮説として、働く意味を整理(文章化)して再度見直し、
仲間と共有化してみると、割合が微妙に変わったりします。
変えることが主題ではないが、
直感で捉えたことを文章化してみることで確信が深まることもあります。
そういうアプローチの意味も、少しずつ体感して欲しいと願っております。
最後に、”30才のパパ”の事例を紹介し、”ありがとう”の重要性を伝えました。
■初日の最終コーナーは、能力や財産の棚卸しです。
まず、能力に関する問題提起(事務屋の存在意義、汎用能力)をして各論に入ります。
”財産目録づくり”は、事例を紹介して刺激を与えた後、
”カンニング大歓迎”の個人ワークに25分間取り組みます。
15分で財産目録をラベル化し、10分でラベルをシートに貼って分類します。

情報交換は、最近マイブームの面接形式プチ自慢大会です。
今回は、多少時間的な余裕があったので、事例を紹介して、
@他者との比較の前に、自分としての強みを探す
A日常業務を振り返ってみると、自分なりの工夫や努力や苦労が見えてくる
ことを伝えた上で、仲間の視点も活かしながら、更に目録を増やすように指示します。
最近では珍しく、一人10分をかけました。

5人グループでは面接官が4名と圧迫面接のようになりがちですが、
通常の情報交換は車座の体制なので、今誰が主役か意識が薄れてしまいます。
主役を特定して、ラベルを増やす視点を提供し、ラベルの位置を高める手伝いをし、
一日付き合った中で本人は気づいていない財産をアドバイスします。
ほぼ同年代ですが、職場や職種の違い、個人差で仕事の進め方も違ってきます。
このワークは随分集中してくれたようで、
4人グループを含めて全てのグループが50分から55分ほどかけておりました。
研修終了後に確認した感想ラベル、
モヤモヤ状態は当然ですが、思いのほか前向きに受け止めているのでホッとしました。
ただ、感想ラベルに対するコメントをまとめるのは苦労しそうな予感です(笑)。
【10月12日(金) 2日目】
朝一番、長丁場になるので、5分間のフリートークで眠気と緊張感を飛ばす。
■感想ラベルの共有化は、当初60分で終ることを目標にしたのですが…。
メンバーの感想がアッサリ系であればそれなりに対応もするのですが、
意外と文章量が多いのです。ただ、少しだけ抽象度が高いのです。
夜も朝も考えたつもりですが、中には説得調になったり、こじつけになったり…。
50分経過した段階でまだ2グループ残っており、メンバーが引いている印象があり、
迷った末に一旦水を入れました。10分間の休憩です。
その休憩時間に、あるメンバーから質問というよりお叱りを受けてしまい、
お詫びとお礼(今後に活きるので)を伝えたが、ますます自己嫌悪に陥ります。
自分のやっていることは自己満足ではないのか?!
それでも、残り9名分の感想を疎かに出来ないので、気持ちを切り替えます。
結局、70分かかりました。
■魅力的で具体的な将来像を描く為の要素は、最低3つあります。
Will:自分が何を実現したいのか(長期的視点で) ⇒ 働く意味
Can :自分に何が出来るのか ⇒ 能力や専門性(財産)
Must:自分が何をしなければならないのか ⇒ 役割や使命
WillとCanまでは充分とは言えないが仮説は立てたので、Mustに入ります。
民間でのこのセッションは”自社の自己否定”に取り組むのですが、役所では難しい。
”市を取り巻く環境の変化”を、各自のフィルターを通した具体的な内容で
40分かけて共有化しました。
ワイワイガヤガヤ楽しそうに語り合っておりますが、
マイナス要素とプラス要素のどちらが多かったかと聞くと、マイナス要素なのです。
厳しい現実を直視して、課題解決に向けてはプラス発想で考え行動していく。
環境の変化に適応していく為に、組織の存在意義・存在理由を考えて、
民間・国・県・他市町村と連携しながら、組織的に対応していく。
そのことがやらされ感や受け身にならない様に、主体的な課題を設定する。
本研修を契機に、こういう視点を持ちながら仕事をして欲しいと訴えております。
■午前中の最後は、個人ワークで将来像を描きました。
私生活の夢を描いて実現させて自信をつけ、次に仕事で理想を描いた事例を紹介し、
民間人のサンプルを示して、表現や展開方法のアドバイスを送ります。
午前中の30分+昼休みを自分のペースで使います。
積み上げ式のアプローチも大切ですが、ややもすると小さくまとまってしまうので、
拡散思考で思いつくままに発想して、それをシート上に展開します。
午後からは午前中描いた将来像の共有化です。
情報交換は40分にセットして、何とか45分で収めてくれました。

私は、個別の将来像には触れない様にしており、盛り上がり方を気にします。
かなり盛り上がったのは、仕事だけに限定せず私生活のテーマも描いているからで、
人生を通して今後どうなりたいかを描き、
それを実現する為にも組織の財産や環境を活かす!
という発想や行動が必要だと思っております。
メンバーのテンションは徐々に上がっていきます(笑)。
まとめでは、魅力的で具体的な将来像は難しくても、事前課題〜研修を通して、
今の仕事が好きだ、この仕事を通して市民に貢献したい、この仲間とだったら頑張れる
と思えたとすれば、それだけでも半歩か一歩前進だと伝えております。
■将来像を実現させるために、仕事系と人系の現状分析をして課題を設定します。
将来像を描いた段階では少しテンションも上がるのですが、
ではどの様にして実現に近づけていくか課題を設定する段になると…。
仕事系の分析では、環境的に恵まれているメンバーがほとんどで、
厳しい環境と認識しているメンバーはごくわずかでした。
初日朝一番の”仕事が充実している”割合がもう少し高くても良いと思うのだが…。
情報交換では、互いの現状を共有化するだけでなく、仲間の視点を変えてあげたり、
自身の成功体験・失敗体験をアドバイスするなど、熱い30分間でした。
人系の分析は、個人ワーク15分、
情報交換はテーマを絞って25分弱でした。

この過程で、たまたま一緒になった仲間がこれからの人的財産!
と認識したメンバーも多かったです。
まとめは、
■今まで以上に人に興味や関心を持って欲しい
■会いたい人が居たり、やりたいことがあれば、まず出来ることから行動を起こす
というメッセージを送り、最終コーナーに入ります。
■最終コーナーは、”仲間に映った自分”です。

2日間過ごした仲間から、”良かった点”と”改善点(強みを活かす)”を指摘されると、
嬉しかったり悔しかったりするだろうが、意外に素直に受け止めることが出来ます。
2日間過ごした仲間からのフィードバックだからこそ素直に受け止められることを、
今後の部下や後輩(お子さん)の育成にも活かして欲しいと伝えて、
ほぼ定刻で終了です。
次の目的地に向かう電車で確認した感想ラベル、
朝の反省もあるので覚悟しておりましたが、思いのほか嬉しい内容が多かったです。
初日の感想は、キーワードを探すのに苦労した面もあったが、
2日目の感想には彼らの生の声や気持ちが込められていたと思います。
懐かしい人との出会い、初めての方との出会いを楽しみ充実しておりました。
睡眠不足が残っていたのですが、今日の午睡でなんとか解消です(笑)。
【10月11日(木) 1日目】
某市役所40代キャリアデザイン研修は、28名(女性13名)。
職歴ありが16名と過半数を超えており、技術専門職が12名。
本年度異動者6名、過去に異動が無い人は2名。
直属の部下や後輩が居るメンバーが6名でした。
過去の会合は開始前から会場内が賑やかだったのですが、
今回は集合もかなりギリギリで、挨拶もやや元気が無いのです…。
一抹の不安を感じながらの、船出でした(笑)。
朝一番4つの質問ですが、
”走っている”は14名(50%)、
”任されている”は17名(61%)、
”視野を広げている”は7名(25%)、
”仕事が充実している”は9名(32%)。
手あげの状態としてはさほど悪くは無いが、
その割には傾聴姿勢も、元気度も少し物足りなさを感じました。
ただ、開始前に元気良く教室に入ってきたメンバーが、
ひょっとして保育士さんではないかとの予感があったのですが、
その通りで彼女がオーバーアクションで聴いてくれるので救われました(笑)。
■”ガラスのコップの使いみち”では、
15個以上を目指したメンバーは1名居てくれたので、
実績が出る前に、挑戦する姿勢に対して拍手を送ります。
結果は敢えて確認しておりません。
初めての共同作業を、楽しみながら取り組んでくれました。

■“歴史と体験の共有化”は、昼休みを挟んで80分にセットしました。

彼らなりに楽しんでくれている様子なので、5分か10分の延長も覚悟していたが、
午後一番確認すると全6グループが午前中の65分で終了していました。
この経験は初めてです。時間が長ければ良いというものでもないし、
その後の時間管理も楽になるとプラス発想して、まとめに入ります。
今回は、正直なところ自信がなかったが、多少洗脳する意味もあって、
情報交換を終えた後、グループ内の親密度がグーンと高まっていることを確認します。
その上で、@元気になって欲しい A自分(関係者)のことを大切にして欲しい
という願いを込めた振り返りのポイントを紹介して、一旦休憩に入りました。
■”将来像を描く”意味について事例を紹介した後、
”働く意味(自分が何を実現したいのか)”を整理します。
まず、働く目的の%を1分間で仮説を立て、2分間グループ内で共有化します。
今回は、お金の割合が50%がボリュームゾーンで、一番高くて80%が数名でした。
仮説は仮説として、働く意味を整理(文章化)して再度見直し、
仲間と共有化してみると、割合が微妙に変わったりします。
変えることが主題ではないが、
直感で捉えたことを文章化してみることで確信が深まることもあります。
そういうアプローチの意味も、少しずつ体感して欲しいと願っております。
最後に、”30才のパパ”の事例を紹介し、”ありがとう”の重要性を伝えました。
■初日の最終コーナーは、能力や財産の棚卸しです。
まず、能力に関する問題提起(事務屋の存在意義、汎用能力)をして各論に入ります。
”財産目録づくり”は、事例を紹介して刺激を与えた後、
”カンニング大歓迎”の個人ワークに25分間取り組みます。
15分で財産目録をラベル化し、10分でラベルをシートに貼って分類します。

情報交換は、最近マイブームの面接形式プチ自慢大会です。
今回は、多少時間的な余裕があったので、事例を紹介して、
@他者との比較の前に、自分としての強みを探す
A日常業務を振り返ってみると、自分なりの工夫や努力や苦労が見えてくる
ことを伝えた上で、仲間の視点も活かしながら、更に目録を増やすように指示します。
最近では珍しく、一人10分をかけました。

5人グループでは面接官が4名と圧迫面接のようになりがちですが、
通常の情報交換は車座の体制なので、今誰が主役か意識が薄れてしまいます。
主役を特定して、ラベルを増やす視点を提供し、ラベルの位置を高める手伝いをし、
一日付き合った中で本人は気づいていない財産をアドバイスします。
ほぼ同年代ですが、職場や職種の違い、個人差で仕事の進め方も違ってきます。
このワークは随分集中してくれたようで、
4人グループを含めて全てのグループが50分から55分ほどかけておりました。
研修終了後に確認した感想ラベル、
モヤモヤ状態は当然ですが、思いのほか前向きに受け止めているのでホッとしました。
ただ、感想ラベルに対するコメントをまとめるのは苦労しそうな予感です(笑)。
【10月12日(金) 2日目】
朝一番、長丁場になるので、5分間のフリートークで眠気と緊張感を飛ばす。
■感想ラベルの共有化は、当初60分で終ることを目標にしたのですが…。
メンバーの感想がアッサリ系であればそれなりに対応もするのですが、
意外と文章量が多いのです。ただ、少しだけ抽象度が高いのです。
夜も朝も考えたつもりですが、中には説得調になったり、こじつけになったり…。
50分経過した段階でまだ2グループ残っており、メンバーが引いている印象があり、
迷った末に一旦水を入れました。10分間の休憩です。
その休憩時間に、あるメンバーから質問というよりお叱りを受けてしまい、
お詫びとお礼(今後に活きるので)を伝えたが、ますます自己嫌悪に陥ります。
自分のやっていることは自己満足ではないのか?!
それでも、残り9名分の感想を疎かに出来ないので、気持ちを切り替えます。
結局、70分かかりました。
■魅力的で具体的な将来像を描く為の要素は、最低3つあります。
Will:自分が何を実現したいのか(長期的視点で) ⇒ 働く意味
Can :自分に何が出来るのか ⇒ 能力や専門性(財産)
Must:自分が何をしなければならないのか ⇒ 役割や使命
WillとCanまでは充分とは言えないが仮説は立てたので、Mustに入ります。
民間でのこのセッションは”自社の自己否定”に取り組むのですが、役所では難しい。
”市を取り巻く環境の変化”を、各自のフィルターを通した具体的な内容で
40分かけて共有化しました。
ワイワイガヤガヤ楽しそうに語り合っておりますが、
マイナス要素とプラス要素のどちらが多かったかと聞くと、マイナス要素なのです。
厳しい現実を直視して、課題解決に向けてはプラス発想で考え行動していく。
環境の変化に適応していく為に、組織の存在意義・存在理由を考えて、
民間・国・県・他市町村と連携しながら、組織的に対応していく。
そのことがやらされ感や受け身にならない様に、主体的な課題を設定する。
本研修を契機に、こういう視点を持ちながら仕事をして欲しいと訴えております。
■午前中の最後は、個人ワークで将来像を描きました。
私生活の夢を描いて実現させて自信をつけ、次に仕事で理想を描いた事例を紹介し、
民間人のサンプルを示して、表現や展開方法のアドバイスを送ります。

午前中の30分+昼休みを自分のペースで使います。
積み上げ式のアプローチも大切ですが、ややもすると小さくまとまってしまうので、
拡散思考で思いつくままに発想して、それをシート上に展開します。
午後からは午前中描いた将来像の共有化です。
情報交換は40分にセットして、何とか45分で収めてくれました。

私は、個別の将来像には触れない様にしており、盛り上がり方を気にします。
かなり盛り上がったのは、仕事だけに限定せず私生活のテーマも描いているからで、
人生を通して今後どうなりたいかを描き、
それを実現する為にも組織の財産や環境を活かす!
という発想や行動が必要だと思っております。
メンバーのテンションは徐々に上がっていきます(笑)。
まとめでは、魅力的で具体的な将来像は難しくても、事前課題〜研修を通して、
今の仕事が好きだ、この仕事を通して市民に貢献したい、この仲間とだったら頑張れる
と思えたとすれば、それだけでも半歩か一歩前進だと伝えております。
■将来像を実現させるために、仕事系と人系の現状分析をして課題を設定します。
将来像を描いた段階では少しテンションも上がるのですが、
ではどの様にして実現に近づけていくか課題を設定する段になると…。
仕事系の分析では、環境的に恵まれているメンバーがほとんどで、
厳しい環境と認識しているメンバーはごくわずかでした。
初日朝一番の”仕事が充実している”割合がもう少し高くても良いと思うのだが…。
情報交換では、互いの現状を共有化するだけでなく、仲間の視点を変えてあげたり、
自身の成功体験・失敗体験をアドバイスするなど、熱い30分間でした。
人系の分析は、個人ワーク15分、
情報交換はテーマを絞って25分弱でした。

この過程で、たまたま一緒になった仲間がこれからの人的財産!
と認識したメンバーも多かったです。
まとめは、
■今まで以上に人に興味や関心を持って欲しい
■会いたい人が居たり、やりたいことがあれば、まず出来ることから行動を起こす
というメッセージを送り、最終コーナーに入ります。
■最終コーナーは、”仲間に映った自分”です。

2日間過ごした仲間から、”良かった点”と”改善点(強みを活かす)”を指摘されると、
嬉しかったり悔しかったりするだろうが、意外に素直に受け止めることが出来ます。
2日間過ごした仲間からのフィードバックだからこそ素直に受け止められることを、
今後の部下や後輩(お子さん)の育成にも活かして欲しいと伝えて、
ほぼ定刻で終了です。
次の目的地に向かう電車で確認した感想ラベル、
朝の反省もあるので覚悟しておりましたが、思いのほか嬉しい内容が多かったです。
初日の感想は、キーワードを探すのに苦労した面もあったが、
2日目の感想には彼らの生の声や気持ちが込められていたと思います。
posted by Tadashi Yano at 22:30| Comment(0)
| 研修・セミナー
2018年08月26日
入社2年目フォローアップミーティング
自宅です。
出張で1週間自宅を空けていたので、今日は終日事務仕事…。
明日からまた地方出張です。
さて、久々の再会から数えると足かけ3ヶ月にわたった、
入社2年目フォローアップミーティングを整理しておきます(笑)。
【5月12日(土) 数年ぶりの再会】
学生人材バンクの東京での飲み会に参加したところ、
数年ぶりに再会したAさんがたまたま席が隣になり話していると、
現状モヤモヤしていると言う。
後日、ゆっくり話す約束をして別れる。
【5月20日(日)午前 津田沼で相談会】
フットワークの良いAさんから早速連絡があり、津田沼のロイヤルホストで相談会。
しかも、彼の大学院の同級生Sさんまで一緒に来てくれました。

2時間近く話し合い、
”フォローアップミーティング”という名の”キャリアアップセミナー”開催を約束する。
【7月14日(土)10:00〜 第1回ミーティング】
新宿のレトロな喫茶店で、第1回ミーティング。
こちらは、2時間に一度注文すれば、気兼ねせずに長居出来るので使い易い。


2カ月振りですが、前回オリエンテーションめいたものをやっているので、
この日の3時間では、発想法、過去の振り返り、働く意味の整理まで出来ました。


二人とも、経歴も個性も興味深いので、私も話を聴いていて楽しいです。
研修だと個別の話を聞き辛いし介入も難しいが、
今回は二人のやり取りを聴きながら事例を思い出して割り込みも可能です。
まさにライブ感覚。
お二人には一部モルモットにもなって頂きながら、素敵な時が流れております。
あと2会合で将来像を描いて、実現の為の課題を設定していく予定です。
【8月 4日(土)10:00〜 第2回ミーティング】
前回は過去を振り返り、働く意味を整理したので、
今回は強みや持ち味を整理した後に、将来像を描きます。
この日のメインであるプチ自慢大会は、刺激的な面接形式にしました。
当初15分で設定したが、面白いので30分強に延長。それでも足りない位です。



二人ともプレゼンが上手いのですが、
更に根掘り葉掘り質問していく過程で発想が広がり、深まります。
小さな葛藤もあり、相手の表情を見ながら輝いた瞬間を指摘する場面があるなど、
私も久々の面接官役を楽しませてもらいました。
ちなみに、緑色のラベルは面接場面で増えたラベルです。
前回は、終了後にラーメンを食べに行ったが、
時間が勿体無いので、食事をしながら少し時間を延ばす。

最後は拡散思考で将来像を描き、この日はサラッと情報交換して、
次回までに温めて来てもらいます。
私も、大いに刺激を頂いておりますよ〜。
【8月19日(日)10:00〜 第3回ミーティング】
入社2年目フォローアップミーティングも、津田沼での初顔合わせから始まり、
今回で一応最終回。
前回描いた将来像を更に大きく具体的に充実させて、
実現の為の課題を仕事系と人系の両面から整理しました。


昼食も早食いだったのですが、二人の笑顔は素敵です。

昼食もそこそこに情報交換して、締めは相互フィードバック。
1対1なので迷ったが、この二人であれば充実できると信じておりました。
来たい通りに、かなりシビアなアドバイスをやり取りしておりましたよ〜。
とても前向きで素敵なメンバーなので、今後もオープンセミナーを開いたり、
3カ月後にはフォローアップのフォローアップをやる予定です。
あくまでも、予定ですが…。
出張で1週間自宅を空けていたので、今日は終日事務仕事…。
明日からまた地方出張です。
さて、久々の再会から数えると足かけ3ヶ月にわたった、
入社2年目フォローアップミーティングを整理しておきます(笑)。
【5月12日(土) 数年ぶりの再会】
学生人材バンクの東京での飲み会に参加したところ、
数年ぶりに再会したAさんがたまたま席が隣になり話していると、
現状モヤモヤしていると言う。
後日、ゆっくり話す約束をして別れる。
【5月20日(日)午前 津田沼で相談会】
フットワークの良いAさんから早速連絡があり、津田沼のロイヤルホストで相談会。
しかも、彼の大学院の同級生Sさんまで一緒に来てくれました。

2時間近く話し合い、
”フォローアップミーティング”という名の”キャリアアップセミナー”開催を約束する。
【7月14日(土)10:00〜 第1回ミーティング】
新宿のレトロな喫茶店で、第1回ミーティング。
こちらは、2時間に一度注文すれば、気兼ねせずに長居出来るので使い易い。


2カ月振りですが、前回オリエンテーションめいたものをやっているので、
この日の3時間では、発想法、過去の振り返り、働く意味の整理まで出来ました。


二人とも、経歴も個性も興味深いので、私も話を聴いていて楽しいです。
研修だと個別の話を聞き辛いし介入も難しいが、
今回は二人のやり取りを聴きながら事例を思い出して割り込みも可能です。
まさにライブ感覚。
お二人には一部モルモットにもなって頂きながら、素敵な時が流れております。
あと2会合で将来像を描いて、実現の為の課題を設定していく予定です。
【8月 4日(土)10:00〜 第2回ミーティング】
前回は過去を振り返り、働く意味を整理したので、
今回は強みや持ち味を整理した後に、将来像を描きます。
この日のメインであるプチ自慢大会は、刺激的な面接形式にしました。
当初15分で設定したが、面白いので30分強に延長。それでも足りない位です。




二人ともプレゼンが上手いのですが、
更に根掘り葉掘り質問していく過程で発想が広がり、深まります。
小さな葛藤もあり、相手の表情を見ながら輝いた瞬間を指摘する場面があるなど、
私も久々の面接官役を楽しませてもらいました。
ちなみに、緑色のラベルは面接場面で増えたラベルです。
前回は、終了後にラーメンを食べに行ったが、
時間が勿体無いので、食事をしながら少し時間を延ばす。

最後は拡散思考で将来像を描き、この日はサラッと情報交換して、
次回までに温めて来てもらいます。
私も、大いに刺激を頂いておりますよ〜。
【8月19日(日)10:00〜 第3回ミーティング】
入社2年目フォローアップミーティングも、津田沼での初顔合わせから始まり、
今回で一応最終回。
前回描いた将来像を更に大きく具体的に充実させて、
実現の為の課題を仕事系と人系の両面から整理しました。


昼食も早食いだったのですが、二人の笑顔は素敵です。

昼食もそこそこに情報交換して、締めは相互フィードバック。
1対1なので迷ったが、この二人であれば充実できると信じておりました。
来たい通りに、かなりシビアなアドバイスをやり取りしておりましたよ〜。
とても前向きで素敵なメンバーなので、今後もオープンセミナーを開いたり、
3カ月後にはフォローアップのフォローアップをやる予定です。
あくまでも、予定ですが…。
posted by Tadashi Yano at 15:21| Comment(0)
| 研修・セミナー
2018年06月28日
中堅社員研修
【6月22日(金) 1日目】
某社中堅社員研修は、入社6年目のメンバーが13名(女性3名)。
職歴ありは0名、技術専門職10名、本年度異動者3名、異動なしは6名、
既婚者2名(男性)でパパ0名、後輩が居る者5名です。
朝一番4つの質問ですが、
”走っている”は5名、
”任されている”は1名、
”視野を広げている”は0名、
”仕事が充実している”は4名という状態。
状況的にはかなり厳しいとも言えるのですが、
傾聴姿勢はあり、雰囲気も悪くありません。
徐々に熱が帯びていくことを期待しての船出です。
”主体性とは”の問いかけには、
今年も一人、Kさんが間髪いれずに答えてくれました。
私のモチベーションはあがります(笑)。
■オリエンテーションで”行動の現状分析”をした最後に、
『後輩の様子がおかしいと思った時、まず何をしますか?』と問いかけて、
私なりの見解を伝えたが、反応は今ひとつ…。
■一旦休憩後、研修での約束ごとを確認した流れで、発想力のトレーニングです。
”ガラスのコップの使いみち”では、
15個以上を目指すメンバーも、実績として発想するメンバーも居ませんでした。
それでも、予行演習後の”理想のビジネスプロの要件”では、
ギネス達成とは行かなかったが、各グループともに真剣に取り組んでくれました。

Aグループ(4名)は、個人23個、グループ66個、
Bグループ(4名)は、個人 8個、グループ41個、
Cグループ(5名)は、個人16個、グループ47個でした。
アイデアの数もさることながら、個別のアイデアが多岐に渡っており興味深いです。
■”互いの歴史と体験の共有化”は、時間設定を彼らに任せました。
何をするか説明した後、何分必要か検討してもらったところ、
結果、Aグループ:50分、Bグループ:40分、Cグループ:50分。
この段階ではエンジンがまだ暖まっていないのか、ほぼ時間通りに終わりました。

それでも、新人研修、2年目研修で一緒に過ごしているのですが、
互いの5年間における成功体験や失敗体験を共有化していく中で、
少しだけ同期に刺激を貰い、同期の親密度もより増したように思います。
昼休みを挟んで前半戦と後半戦では、雰囲気も違ってきておりました。
■一旦休憩後、”84才のおばあ”の事例を紹介して、
”夢を描いて実現に向けて取り組む意味”を紹介しました。
その上で、まずWill:何をやりたいのか(長期的に)である
”働く意味”を整理します。
働く目的の%を1分間で仮説として表し、グループ内で共有化します。
ウロウロしてみると、お金の割合が60〜90%と高めがかなり目立ちます。
昨年の先輩達とも違うのですが、
あくまでも個人の価値観ですから良い悪いはありません。
■次に、Can:何が出来るのかである能力や専門性を整理します。
事例で刺激を与えてから、”財産目録づくり”は、
拡散思考でラベル作成15分、収束思考でラベル貼り10分に取り組みます。
一応個人ワークですが、基本は”カンニング大歓迎!!”です。

今ひとつ彼らの集中度を計りづらいが、
あるメンバーがある程度まとめた段階で、私に断り他のグループに遠征しており、
その後も同様の動きをしておりました。
こういう小さな動きに、私も救われます。
今回は、4名と5名体制と時間的余裕もあったので、
財産目録をまずはグループ内で25分間かけて情報交換します。

プチ自慢大会という名の情報交換は、他流試合にしました。休憩を含む60分に設定。
今回は、引継ぎを含めて後任の事務局様がお二人オブザーブしてくれたのですが、
それぞれの分科会に邪魔をしない程度に関わって頂けたので良かったです。
お二人とも現場での長い経験をお持ちなので、
私以上に適切なアドバイスをして頂けたことでしょう。
何より、お二人も楽しそうに加わって頂けたので嬉しかったです。
そうしているうちに、人材開発PJ担当の取締役と元総務部長が加わり、
恥ずかしながら、私流の”能力開発のポイント”を伝えてから夕食です。
■ステーキの夕食を食べた後取り組んだのが、
『わが社(G)は必要ない!?』という模擬ディベート。
今年も、関連企業から男女2名ずつが参加してくれています。
まず、グループ内でチーム編成して作戦タイム10分。

敵のチームと距離を空けてのひそひそ話なので聞き取りづらいが、
議論が噛み合っているとは言い難い(苦笑)。
自グループが必要派と不要派のどちらをとるか不明なので、
その点も考慮しながらディベートモード10分、仲良しモード10分で議論しました。

本番(全体会合)は、先に二つのグループが必要派を希望したので、
残ったグループが気を遣ってくれたのか不要派をとりました。
ただ、人数が4:9になるので、各グループから1名ずつ助っ人を招聘する。
作戦タイムは、すでに下地が出来ているので10分にしました。

予行演習のディベート場面でも、本番の作戦タイムでも、
いつも以上に大勢のオブザーバーが、若者が何を考え悩んでいるのか知ろうと
観察してくれます。メンバーは、張り合いがあったのか、やり難かったか…。
いよいよ本番ですが、ディベートモードでは必要派の説得力がやや弱く、
不要派にかなり押されておりました。
昨年の流れとは逆ですし、主な発言者(視点)が少し偏り気味だったのが残念です。
ディベートモードは25分を想定していましたが、少し早めに止めました。
それでも、このワークではディベートモードにはあまり期待はしておらず、
仲良しモードで彼らの現場感覚にもとづいた本音の声を期待しております。
一人ずつ順番に、自身の仕事や職場を通して実感している企業グループの存在意義、
強み弱みを発言してもらい共有化します。
今回も、客先常駐しているメンバーが多数派だし、忙しく走っているので、
企業(G)の存在意義などは考えていなかったと思います。
これを機会に考えていくキッカケにしてもらうことも大切です。
仲良しモードの終了後、私からこの課題に取り組む意味を
事例を交えて視点提供をした後、
取締役をはじめオブザーバー全員から、ディベートに関する感想やアドバイス、
会社の現状と将来計画と課題、彼らへの期待を語って頂けました。
一日集中して取り組んでくれたこともあり、予定より少し早めに終了です。
感想ラベルを書いて提出後、懇親会に入ります。
1時間強の懇親会も楽しく終えて、部屋に戻って確認した感想ラベル、
全体的に前向きな受け止め方ではあるが、サラットした感想が多いのです。
私は、キーワードを探しながら、それに応える様にまとめていくのですが、
そのキーワードがなかなか見つからない。
逆に、やや懐疑的な感想には一瞬落ち込むのですが、
どの様に想いを伝えるか、誤解を解いて、理解を深めてもらうか、気合が入ります。
結局、13名分の感想ラベルに対するコメントをまとめるのに、
2時間以上かかったのですが、それでも自分が納得できる仕上がりではないので、
翌朝早めに起きて見直しです(笑)。
【6月23日(土) 2日目】
早起きして、前夜まとめたコメントをもう一度見直す。
いつも以上に時間はかかったが、なんとか納得できるレベルに届きました(笑)。
■今年から朝の開始が9時に変更。
昨夜メンバーと相談して、集まった段階で少しでも早く始めることにしたが、
8時50分には全員が揃う。
朝一番、一人1分程度緊張感と眠気を取るためにフリートークです。
振り返り(感想ラベルの共有化)は目標40分でしたが、結果的には45分。
極力メンバーの感想に沿いながら、それでも同様の感想も多いので、
事例を紹介したり、ワンポイントレッスンしているうちに、私のテンションは上がる。
昨日の感想ラベルに両者の温度差も感じたので、極力抑えてと思うのですが…。
終了した段階では、彼らの反応は掴めませんでした。
■一旦休憩後、”将来像を描く”に入ります。
手順を簡潔に解説した後、拡散思考を奨励して個人ワーク30分に取り組む。
情報交換は、余裕を持たせて60分にしたが、
すぐに情報交換に入るグループと個人ワークを続けるグループに分かれる。

各グループの足並みが揃ったあたりで、徐々に盛り上がってはいくが、

若干空気が緩んできたので、早めに切り上げて一斉に休憩。
午前中は時間的余裕があったので、少しでも先に進めておきます。
私がこの世界に飛び込んできた経緯を紹介し、
その流れで、”種を蒔く、仕掛けを打つ”重要性を紹介した上で、
”将来像実現の為の課題化”にブリッジをかけてから昼食です。
■午後からは、まず”仕事系”のテーマから入ります。
私がある程度リードした後で個人ワークに10分間取り組み、
そのまま約30分かけて情報交換を行いました。
この辺でも、教室の空気が締まってきた様な気がしました。

私も彼らの傾向を確認したいので、ウロウロしましたが、
今回は、特別恵まれている人も居ないが、劣悪な人も居ませんでした。
この課題も日頃漠然と捉えている職場や仕事の状態を細分化することで、
恵まれた環境に甘えていた自分、悩んでいる理由や原因が見えた自分が居るかも…。
全体像を俯瞰することも大切だが、細部を分析し再度全体を見渡す重要性を伝えて、
私なりのアドバイスを送っております。
■次は、”人系”のテーマに入ります。
休憩を含めて30分にセットしたが、思いのほか進捗が早いので、25分で切り上げる。
その分情報交換を30分にして、互いの人的財産を共有化しました。

ここでも、メンバーの中に入りオブザーブしていた事務局さんが、
最後に少しだけご自身のマップを見せながら紹介している場面が嬉しかったです。
私からは、”人に興味や関心を持つ重要性”を特に強調し、
”三宅先生”という私の原点である幼稚園の恩師を紹介し、
最終コーナーに入ります。
■最終コーナーは、”相互フィードバック”で締めました。
順番に、一人が外に出て2日間を振り返った自己評価をしている間に、
残ったメンバーで協議してフィードバックラベルを作成してプレゼントします。
たまたま、傍のグループが早めに進んでいるので、久々にやり取りを観察しました。

遠めに見ると、アドバイスは1つか2つでややアッサリ系なのですが、
本人が自己評価と他者評価の共通点と相違点を伝え、お礼や感想を述べるのに対し、
他のメンバーから本気モード時には辛辣な感想やアドバイスを伝えております。
他のグループも帳尻を合わせてくれたのか、
終った時間にはほとんど差はありませんでした。

最後に、宿題ではないお土産の総括シートを作成する意味を伝え、
相互フィードバックに関するメッセージを伝えて、2日間の研修は終了です。
1.フィードバックは耳に痛い内容も心地よい内容もあったと思うが、
2日間一緒に過ごした仲間からのプレゼントだから素直に受け止められる。
2.もらった内容に一喜一憂するだけではなく、今後他者をリードしていく上で、
相手を知る・行動を共にするなど気づいたポイントを忘れずに実践して欲しい。
帰りに確認した感想ラベル、
初日気になる感想というよりメンバーが複数居たのでドキドキでしたが、
初日の文章量の倍以上の熱いメッセージが届きました。
ほぼ全員が前向きに捉えてくれたと思うし、
少し意味合いの違う感想もあったのですが、
要は”自分が自分らしく納得できる人生を送る”ことが一番なので理解出来ます。
2日間で、考えたり感じたり、気づいたことがあれば、
それをベースに行動を変えてくれることを切に願っております。
某社中堅社員研修は、入社6年目のメンバーが13名(女性3名)。
職歴ありは0名、技術専門職10名、本年度異動者3名、異動なしは6名、
既婚者2名(男性)でパパ0名、後輩が居る者5名です。
朝一番4つの質問ですが、
”走っている”は5名、
”任されている”は1名、
”視野を広げている”は0名、
”仕事が充実している”は4名という状態。
状況的にはかなり厳しいとも言えるのですが、
傾聴姿勢はあり、雰囲気も悪くありません。
徐々に熱が帯びていくことを期待しての船出です。
”主体性とは”の問いかけには、
今年も一人、Kさんが間髪いれずに答えてくれました。
私のモチベーションはあがります(笑)。
■オリエンテーションで”行動の現状分析”をした最後に、
『後輩の様子がおかしいと思った時、まず何をしますか?』と問いかけて、
私なりの見解を伝えたが、反応は今ひとつ…。
■一旦休憩後、研修での約束ごとを確認した流れで、発想力のトレーニングです。
”ガラスのコップの使いみち”では、
15個以上を目指すメンバーも、実績として発想するメンバーも居ませんでした。
それでも、予行演習後の”理想のビジネスプロの要件”では、
ギネス達成とは行かなかったが、各グループともに真剣に取り組んでくれました。

Aグループ(4名)は、個人23個、グループ66個、
Bグループ(4名)は、個人 8個、グループ41個、
Cグループ(5名)は、個人16個、グループ47個でした。
アイデアの数もさることながら、個別のアイデアが多岐に渡っており興味深いです。
■”互いの歴史と体験の共有化”は、時間設定を彼らに任せました。
何をするか説明した後、何分必要か検討してもらったところ、
結果、Aグループ:50分、Bグループ:40分、Cグループ:50分。
この段階ではエンジンがまだ暖まっていないのか、ほぼ時間通りに終わりました。

それでも、新人研修、2年目研修で一緒に過ごしているのですが、
互いの5年間における成功体験や失敗体験を共有化していく中で、
少しだけ同期に刺激を貰い、同期の親密度もより増したように思います。
昼休みを挟んで前半戦と後半戦では、雰囲気も違ってきておりました。
■一旦休憩後、”84才のおばあ”の事例を紹介して、
”夢を描いて実現に向けて取り組む意味”を紹介しました。
その上で、まずWill:何をやりたいのか(長期的に)である
”働く意味”を整理します。
働く目的の%を1分間で仮説として表し、グループ内で共有化します。
ウロウロしてみると、お金の割合が60〜90%と高めがかなり目立ちます。
昨年の先輩達とも違うのですが、
あくまでも個人の価値観ですから良い悪いはありません。
■次に、Can:何が出来るのかである能力や専門性を整理します。
事例で刺激を与えてから、”財産目録づくり”は、
拡散思考でラベル作成15分、収束思考でラベル貼り10分に取り組みます。
一応個人ワークですが、基本は”カンニング大歓迎!!”です。

今ひとつ彼らの集中度を計りづらいが、
あるメンバーがある程度まとめた段階で、私に断り他のグループに遠征しており、
その後も同様の動きをしておりました。
こういう小さな動きに、私も救われます。
今回は、4名と5名体制と時間的余裕もあったので、
財産目録をまずはグループ内で25分間かけて情報交換します。

プチ自慢大会という名の情報交換は、他流試合にしました。休憩を含む60分に設定。

今回は、引継ぎを含めて後任の事務局様がお二人オブザーブしてくれたのですが、
それぞれの分科会に邪魔をしない程度に関わって頂けたので良かったです。
お二人とも現場での長い経験をお持ちなので、
私以上に適切なアドバイスをして頂けたことでしょう。
何より、お二人も楽しそうに加わって頂けたので嬉しかったです。
そうしているうちに、人材開発PJ担当の取締役と元総務部長が加わり、
恥ずかしながら、私流の”能力開発のポイント”を伝えてから夕食です。
■ステーキの夕食を食べた後取り組んだのが、
『わが社(G)は必要ない!?』という模擬ディベート。
今年も、関連企業から男女2名ずつが参加してくれています。
まず、グループ内でチーム編成して作戦タイム10分。

敵のチームと距離を空けてのひそひそ話なので聞き取りづらいが、
議論が噛み合っているとは言い難い(苦笑)。
自グループが必要派と不要派のどちらをとるか不明なので、
その点も考慮しながらディベートモード10分、仲良しモード10分で議論しました。

本番(全体会合)は、先に二つのグループが必要派を希望したので、
残ったグループが気を遣ってくれたのか不要派をとりました。
ただ、人数が4:9になるので、各グループから1名ずつ助っ人を招聘する。
作戦タイムは、すでに下地が出来ているので10分にしました。

予行演習のディベート場面でも、本番の作戦タイムでも、
いつも以上に大勢のオブザーバーが、若者が何を考え悩んでいるのか知ろうと
観察してくれます。メンバーは、張り合いがあったのか、やり難かったか…。
いよいよ本番ですが、ディベートモードでは必要派の説得力がやや弱く、
不要派にかなり押されておりました。
昨年の流れとは逆ですし、主な発言者(視点)が少し偏り気味だったのが残念です。

ディベートモードは25分を想定していましたが、少し早めに止めました。
それでも、このワークではディベートモードにはあまり期待はしておらず、
仲良しモードで彼らの現場感覚にもとづいた本音の声を期待しております。
一人ずつ順番に、自身の仕事や職場を通して実感している企業グループの存在意義、
強み弱みを発言してもらい共有化します。
今回も、客先常駐しているメンバーが多数派だし、忙しく走っているので、
企業(G)の存在意義などは考えていなかったと思います。
これを機会に考えていくキッカケにしてもらうことも大切です。
仲良しモードの終了後、私からこの課題に取り組む意味を
事例を交えて視点提供をした後、
取締役をはじめオブザーバー全員から、ディベートに関する感想やアドバイス、
会社の現状と将来計画と課題、彼らへの期待を語って頂けました。
一日集中して取り組んでくれたこともあり、予定より少し早めに終了です。
感想ラベルを書いて提出後、懇親会に入ります。
1時間強の懇親会も楽しく終えて、部屋に戻って確認した感想ラベル、
全体的に前向きな受け止め方ではあるが、サラットした感想が多いのです。
私は、キーワードを探しながら、それに応える様にまとめていくのですが、
そのキーワードがなかなか見つからない。
逆に、やや懐疑的な感想には一瞬落ち込むのですが、
どの様に想いを伝えるか、誤解を解いて、理解を深めてもらうか、気合が入ります。
結局、13名分の感想ラベルに対するコメントをまとめるのに、
2時間以上かかったのですが、それでも自分が納得できる仕上がりではないので、
翌朝早めに起きて見直しです(笑)。
【6月23日(土) 2日目】
早起きして、前夜まとめたコメントをもう一度見直す。
いつも以上に時間はかかったが、なんとか納得できるレベルに届きました(笑)。
■今年から朝の開始が9時に変更。
昨夜メンバーと相談して、集まった段階で少しでも早く始めることにしたが、
8時50分には全員が揃う。
朝一番、一人1分程度緊張感と眠気を取るためにフリートークです。
振り返り(感想ラベルの共有化)は目標40分でしたが、結果的には45分。
極力メンバーの感想に沿いながら、それでも同様の感想も多いので、
事例を紹介したり、ワンポイントレッスンしているうちに、私のテンションは上がる。
昨日の感想ラベルに両者の温度差も感じたので、極力抑えてと思うのですが…。
終了した段階では、彼らの反応は掴めませんでした。
■一旦休憩後、”将来像を描く”に入ります。
手順を簡潔に解説した後、拡散思考を奨励して個人ワーク30分に取り組む。

情報交換は、余裕を持たせて60分にしたが、
すぐに情報交換に入るグループと個人ワークを続けるグループに分かれる。

各グループの足並みが揃ったあたりで、徐々に盛り上がってはいくが、

若干空気が緩んできたので、早めに切り上げて一斉に休憩。
午前中は時間的余裕があったので、少しでも先に進めておきます。
私がこの世界に飛び込んできた経緯を紹介し、
その流れで、”種を蒔く、仕掛けを打つ”重要性を紹介した上で、
”将来像実現の為の課題化”にブリッジをかけてから昼食です。
■午後からは、まず”仕事系”のテーマから入ります。
私がある程度リードした後で個人ワークに10分間取り組み、
そのまま約30分かけて情報交換を行いました。
この辺でも、教室の空気が締まってきた様な気がしました。

私も彼らの傾向を確認したいので、ウロウロしましたが、
今回は、特別恵まれている人も居ないが、劣悪な人も居ませんでした。
この課題も日頃漠然と捉えている職場や仕事の状態を細分化することで、
恵まれた環境に甘えていた自分、悩んでいる理由や原因が見えた自分が居るかも…。
全体像を俯瞰することも大切だが、細部を分析し再度全体を見渡す重要性を伝えて、
私なりのアドバイスを送っております。
■次は、”人系”のテーマに入ります。
休憩を含めて30分にセットしたが、思いのほか進捗が早いので、25分で切り上げる。
その分情報交換を30分にして、互いの人的財産を共有化しました。

ここでも、メンバーの中に入りオブザーブしていた事務局さんが、
最後に少しだけご自身のマップを見せながら紹介している場面が嬉しかったです。
私からは、”人に興味や関心を持つ重要性”を特に強調し、
”三宅先生”という私の原点である幼稚園の恩師を紹介し、
最終コーナーに入ります。
■最終コーナーは、”相互フィードバック”で締めました。
順番に、一人が外に出て2日間を振り返った自己評価をしている間に、
残ったメンバーで協議してフィードバックラベルを作成してプレゼントします。
たまたま、傍のグループが早めに進んでいるので、久々にやり取りを観察しました。

遠めに見ると、アドバイスは1つか2つでややアッサリ系なのですが、
本人が自己評価と他者評価の共通点と相違点を伝え、お礼や感想を述べるのに対し、
他のメンバーから本気モード時には辛辣な感想やアドバイスを伝えております。
他のグループも帳尻を合わせてくれたのか、
終った時間にはほとんど差はありませんでした。

最後に、宿題ではないお土産の総括シートを作成する意味を伝え、
相互フィードバックに関するメッセージを伝えて、2日間の研修は終了です。
1.フィードバックは耳に痛い内容も心地よい内容もあったと思うが、
2日間一緒に過ごした仲間からのプレゼントだから素直に受け止められる。
2.もらった内容に一喜一憂するだけではなく、今後他者をリードしていく上で、
相手を知る・行動を共にするなど気づいたポイントを忘れずに実践して欲しい。
帰りに確認した感想ラベル、
初日気になる感想というよりメンバーが複数居たのでドキドキでしたが、
初日の文章量の倍以上の熱いメッセージが届きました。
ほぼ全員が前向きに捉えてくれたと思うし、
少し意味合いの違う感想もあったのですが、
要は”自分が自分らしく納得できる人生を送る”ことが一番なので理解出来ます。
2日間で、考えたり感じたり、気づいたことがあれば、
それをベースに行動を変えてくれることを切に願っております。
posted by Tadashi Yano at 18:45| Comment(0)
| 研修・セミナー
2017年12月30日
面接官
自宅です。
本年最後の外仕事を振り返っておきます。
【12月25日(月) 面接1日目】
某市役所の昇任試験:面接の1日目は、対象者25名。
全員が事前研修の受講者ですが、人数も多いので会ってみないと分かりません。
事前資料を充分読み込み、文章審査による仮説を持って臨むが、
やはり直接会って話を聴くと印象(評価)が変わる人も居ます。
文章表現が得意な人、口頭表現が得意な人、写真のイメージと違う人も…。
研修、論文審査、面接、日々の評価等多面的に判断するのでしょうが、
面接場面で彼らが少しでも納得感を高めてくれれば嬉しいし、
消極的なメンバーには勇気づける場面も…。
昼休みに400円にしては上等な弁当を食べて、しばし一息つく。
何気なく目にとまった被面接者の席。

私は久しく面接を受けていないが、彼らの心中やいかに…。
どこまで自分が確信を持てる質問が出来たか、判断出来たか…。
そこだけを考えると夜も眠れなくなるので、
面接を通して、現場を知り、彼らから学ぶことも目的に加えます。
昼休みは1時間とれましたが、結局9時〜17時半まで缶詰めでした。
疲れてはいるが、心地良さも残ります。
【12月26日(火) 面接2日目】
前日より少し早めに集合です。
4名の面接官で、初日の打ち合わせ事項を再確認しました。
我々はじっくり聴きたいので構わないが、
メンバーは仕事の合間をぬって来てくれるので迷惑をかけないように、
基本一人一問+返しの追加質問で進めると…。
ところが、冒頭は短めだが徐々に元に戻っていきます(笑)。
事前情報では2日目は昇任に消極的なメンバーが多く、
面接資料もアッサリ系が多かったので油断していたのですが、
話し出すと興味深い経験や独特の世界を持っているので、
更に質問が増えていきます。
私の役割は緊張を解いたり鎧を外すことだと思っているので、妙な質問もします。
彼らの学業や就業の動機や原点を聞き出していくと目の輝きが違って来たりします。
中でも栄養士・保健士・司書・学芸員等のメンバーは、
専門職と公務員としての意識のバランスが個々人で随分違うし、事務職もあわせて
領域の奥深さや興味や関心の広さや新規テーマのアイデアまで出てきたので、
昇任はさておき現在の立場でも自分らしく働くことで貢献する可能性が広がる等
アドバイスにまで発展しました。
自信を少し無くしているメンバーを励ましていると、涙ぐむ場面も…。
企業人時代から、見所のある応募者には叱ったりアドバイスする変な採用担当でした。
今回は、急遽任意から強制に変わった事情もあり、
特に被面接者の満足度を重視したのですが…。
結局、我々の昼休みは30分に短縮したが、終ったのは17時半でした。
面接の目的も、昇任選考だけではなく、現場の実態や彼らのニーズ把握まで広げると、
昇任や面接に腰が引け気味のメンバーの敷居が少しでも低くなるのではないかと、
終了後面接官4名で話しました。
それ位に、話すことで聴くことで、様々な気づきが得られました。
部外者である私に自由にさせてくださった他の面接官にも感謝です。
今回の経験を活かし次年度担当できれば更に工夫していきますが、
彼らの反応も忘れない様にします。
本年最後の外仕事を振り返っておきます。
【12月25日(月) 面接1日目】
某市役所の昇任試験:面接の1日目は、対象者25名。
全員が事前研修の受講者ですが、人数も多いので会ってみないと分かりません。
事前資料を充分読み込み、文章審査による仮説を持って臨むが、
やはり直接会って話を聴くと印象(評価)が変わる人も居ます。
文章表現が得意な人、口頭表現が得意な人、写真のイメージと違う人も…。
研修、論文審査、面接、日々の評価等多面的に判断するのでしょうが、
面接場面で彼らが少しでも納得感を高めてくれれば嬉しいし、
消極的なメンバーには勇気づける場面も…。
昼休みに400円にしては上等な弁当を食べて、しばし一息つく。
何気なく目にとまった被面接者の席。

私は久しく面接を受けていないが、彼らの心中やいかに…。
どこまで自分が確信を持てる質問が出来たか、判断出来たか…。
そこだけを考えると夜も眠れなくなるので、
面接を通して、現場を知り、彼らから学ぶことも目的に加えます。
昼休みは1時間とれましたが、結局9時〜17時半まで缶詰めでした。
疲れてはいるが、心地良さも残ります。
【12月26日(火) 面接2日目】
前日より少し早めに集合です。
4名の面接官で、初日の打ち合わせ事項を再確認しました。
我々はじっくり聴きたいので構わないが、
メンバーは仕事の合間をぬって来てくれるので迷惑をかけないように、
基本一人一問+返しの追加質問で進めると…。
ところが、冒頭は短めだが徐々に元に戻っていきます(笑)。
事前情報では2日目は昇任に消極的なメンバーが多く、
面接資料もアッサリ系が多かったので油断していたのですが、
話し出すと興味深い経験や独特の世界を持っているので、
更に質問が増えていきます。
私の役割は緊張を解いたり鎧を外すことだと思っているので、妙な質問もします。
彼らの学業や就業の動機や原点を聞き出していくと目の輝きが違って来たりします。
中でも栄養士・保健士・司書・学芸員等のメンバーは、
専門職と公務員としての意識のバランスが個々人で随分違うし、事務職もあわせて
領域の奥深さや興味や関心の広さや新規テーマのアイデアまで出てきたので、
昇任はさておき現在の立場でも自分らしく働くことで貢献する可能性が広がる等
アドバイスにまで発展しました。
自信を少し無くしているメンバーを励ましていると、涙ぐむ場面も…。
企業人時代から、見所のある応募者には叱ったりアドバイスする変な採用担当でした。
今回は、急遽任意から強制に変わった事情もあり、
特に被面接者の満足度を重視したのですが…。
結局、我々の昼休みは30分に短縮したが、終ったのは17時半でした。
面接の目的も、昇任選考だけではなく、現場の実態や彼らのニーズ把握まで広げると、
昇任や面接に腰が引け気味のメンバーの敷居が少しでも低くなるのではないかと、
終了後面接官4名で話しました。
それ位に、話すことで聴くことで、様々な気づきが得られました。
部外者である私に自由にさせてくださった他の面接官にも感謝です。
今回の経験を活かし次年度担当できれば更に工夫していきますが、
彼らの反応も忘れない様にします。
posted by Tadashi Yano at 14:40| Comment(0)
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