2022年07月17日

我慢がまん(笑)

3連休の中日です。

昨日まで某社中堅社員研修でした。
お客様は20数年前からお手伝いしている企業ですが、
コロナに邪魔されて3年ぶりの実施です。
長年支えて頂いた事務局様が交替されて、
新任のお二人に矢野ワールドがどの様に映るか、若干プレッシャーでした。

【1日目:7月15日(金)】

今回の受講者は8名です。
2年前の受講対象だった7名と前年の欠席者1名。
密に配慮して、広いスペースに8名でも十分余裕のテーブルに4名。
狭い会場でワイワイやりながら進めたい私としては一抹の不安が…。

朝一番の挨拶は元気がない。これは何処でも一緒なので覚悟のうえ。
私の少し長めの自己紹介にも反応が薄いので、早めに切り上げる。
4つの質問に対する手あげの状態はほどほどだが、
質問の主旨を説明していても、通常より反応が鈍いのです。

ガラスのコップの使い道の情報交換もほどほどの盛り上がりで、
午前中最後の”互いの歴史から学ぶ”情報交換も時間通りに終了です。
この情報交換が終わった後、グループの親密度が増していませんか?
と質問しながら洗脳しているのですが、この段階では…(笑)。

昼休みは、前日渋谷で買っておいた少し高めのパンをかじりながら一人反省会。
決して引いている訳ではない。でも、同期の割には盛り上がらない。
 私が何か彼らの地雷を踏んだのかぁ、いつも通りなのに…。
 内省家が多いのだろうから、邪魔をしないように、でも自分のペースを守ろう。


午前中に頭の準備運動と過去の振り返りを終えて、
午後からは、Will:何を実現したいのか で働く意味を整理して、
Can:何が出来るのか で能力の棚卸をして、最終コーナーは 
Must:何をしなければならないのか で自社Gを自己否定してみました。
彼らの変化を楽しみに、彼らを信じていつもと違う組み合わせも工夫します。
財産目録の情報交換は、他流試合の1対1で25分間にして、
グループ内での共有化はサラッとに留める。
もともとワイワイガヤガヤする会場ではないので、1対1でじっくり取り組むペアも。
感想ラベルで確認すると、じっくり話し合えて目録も増えて喜んでくれました。

最後のディベート(あくまでももどきです)は、
まずはグループ内で肯定派と否定派に分かれてシミュレーション。
その過程で、リーダーシップをとるメンバーが徐々に見えてきます。
全体会合とは言え4対4ですが、”ディベートモード”としては物足りませんでした。
いつもであれば、内容はともかく賑やかしが居て突飛な発言もあるのですが、
それを契機に視点が変わったり議論を深めることもあるのです。
ただ、私が一番大切にしている”仲良しモード”では、
各自が職場や仕事を通した自社の強み弱み等を発表し、全員で共有化できました。
彼らがどの様に思っているのか、行動や表情からは読み取りづらく、
私は少しだけ不完全燃焼だったかもしれません。

ホテルに戻り、メンバーからもらった感想ラベルを読んでみると、
否定的な要素はありません。
この研修の流れからすると、
一つひとつの課題はそれなりに面白かったり興味もあるが、
それが全体としてどの様に繋がっているのか見えていないのです。
まさにモヤモヤ状態なのです。
それを承知で流れを組んでいるのですが…。


【2日目:7月16日(土)】

朝は、3:30頃起床しました。
前夜もいろいろ考えたが、一度リセットしてみようと早寝早起きです。

朝一番は、5分間のフリートークで緊張感をときます。
前日積み残した能力開発のポイントを共有化し、
感想ラベルの全体傾向と数名の感想を紹介し、コメントを返します。
錯覚かもしれないが、
このコメントで一部のメンバーとの距離が少し縮まった様な気もします。

2日目の最初の課題は、前日整理してい置いたパーツを組み合わせて、
将来像を描いていくこと。
それに向けての事例やヒントを紹介してオリエンテーションは終了。

個人ワーク25分で描いた将来像を4名で共有化します。
いつもであれば、必ず笑い声が聞こえてくるのですが、
今回は蜜を気にしてか静か〜に進んでいきます。
前日から色々考えていたが、メンバー間の距離がある為、
仲間の将来像を把握しづらく集中もしづらいのかもしれません。
そう言えば、個人ワークの時も覗き見してヒントを盗めない。
コロナ禍の前は当たり前に思っていたことも、大切な要素の一つなのです。

午前中は、描いた将来像を実現させるために人的財産に依頼する課題を整理し、
午後からはおなじく仕事系の課題を設定し、
将来像を実現させるための最低限の準備を終えました。

最終コーナーに入る前、今回から初めてメンタルヘルスケアについて考えました。
制度の中で後輩の相談役になる立場を期待されるのですが、
役割ではなくても日常的に後輩(場合によっては上司や先輩との関係でも)との接し方を
工夫していくことが重要です。
このプログラムを検討中に、当社の過去の研修で、言葉だけでなくても相手への
思いやりを行動で示すことで勇気や元気を与える事例があったことを思い出し、
その事例も紹介してみました。
又、勉強モードは極力避けたいので、ストレス耐性の自己評価など入れてみました。

最終コーナーは、2日コースでは必ず実施している相互フィードバックです。
本格バージョンでは、当事者に対して他のメンバーで協議してコメントをまとめるので、
1時間前後はかかるのですが、今回は簡易バージョンなので、個人戦です。
一人が他の3名に対するコメントをまとめ、
一人に対して他のメンバーが順番にコメントをして、
最後に当事者がまず自己評価を紹介した上でお礼・感想・疑問を発表します。
将来像の共有化辺りから、徐々にイメージ通りの動きが見えてきたとは言え、
今回のメンバーであれば30分位で終わるだろうと予想していました。
ところが、まずは自己評価と他者評価の個人ワークに20分かけており、
情報交換も時間は20分強でしたが、かなり真剣に話し合ってくれました。

最後の最後で、いつものイメージ通りに終えることが出来て、
なんとかお役にたてたとホッとしました。
終了後に彼らの感想ラベルを読ませてもらい、再実感。

更には、お二人の事務局様と次回の打合せを含めて話していると、
ほぼ1期生に近いはずのお二人から、
当時私が全員の感想ラベルを読み上げてコメントを返していたことを、
覚えていたことを話して頂けて感激しました。

秋に開催予定の第2会合も、コロナ次第で先行き不透明ですが、
対面でもオンラインでも更に充実できるように準備したいと思います。
コロナ禍でやり難い面もあるのですが、
コロナ禍だからこそ可能な違った経験を楽しもうと思います。
posted by Tadashi Yano at 13:20| Comment(0) | 研修・セミナー