昨夜は、17年前に出会い、
ある地域の人的ネットワーク拡大のキッカケを作ってくれた、
元受講者Oさんと久々の再会でした。
とても、楽しく有意義な時間を過ごせましたよ。
さて、先週末の中堅社員研修を振り返っておきます。
【6月21日(金) 1日目】
某社中堅社員研修は、13名(女性1名)。
研修が始まる前から賑やで、反応も良いので大いに期待しました。
研修の流れは、大きく変えていないので、
関心のある方は昨年の流れを参考にしてください。
http://mcy.sblo.jp/article/183667187.html
オリエンテーション最後の「ガラスのコップの使いみち」(準備運動)も
「理想のビジネスプロ」(本番)もそこそこ盛り上がる。

いつもとは違うのが、過去の振り返りでした。
通常5、60分かけるのですが、希望を確認すると5名グループで15分!!
一瞬うろたえたのですが、同期なので『今更!』という思いがあるのかもしれません。
まずは午前中の25分で試してみようとなだめたところ、
最終的には60分以上かけておりました。
凝集性もグッと高まっておりましたよ。

働く意味では、全員が独身なのでパパの事例は外したが、
重要性を熱く語ったつもりです。
能力についても、個人ワークという名のカンニング大会も、

3人(一部4人)一組のプチ自慢大会もかなり盛り上がりました。

時間的に余裕もあったので、能力開発のポイントも丁寧に解説しました。
多少波があるものの、徐々に弾みがついていき、
自社を自己否定するディベートでは、
グループ内の分科会では1名が3名を相手に奮闘していました。
こういう動きも2日コースでは珍しいのです。


全体会合では、なかなか議論が噛み合わず、
いつも期待をする仲良しモードでも、ディベートに関する感想が多く、
独自の仕事や職場を通した情報発信が少なく、少し残念でした。
それでも、このワークで彼らは自社を知ることの重要性は実感してくれたようです。


研修を21時頃に終えて、小一時間の懇親会。
ビール1杯のコップで頑張って、自室に戻り確認した感想ラベル。
大多数が、ディベートを中心に組織の一員としての視点が多いのです。
タイトルは”中堅社員研修”ですが、
内容的にはもう少し自分と向き合って欲しかった。
それでも、否定的な内容は無いので、睡眠時間を挟んで深夜と早朝にかけて、
彼らの感想ラベルを何度も読み返し、彼らと向き合ったつもりです。
【6月22日(土) 2日目】
例年、2日目の朝は、皆さん眠たい病と闘っているが、
今回は随分頑張ってくれた様です。
感想ラベル、働く意味や能力に関する記述は数名だけでしたが、
それを逆手にとって、私も自由に事例を紹介しメッセージを送ることが出来ました。
初日から少し気になっていたメンバーが複数居たので、彼らも意識して…。
休憩後の”将来像を描く”は個人ワークも、情報交換も熱を帯びて延長申請も…。


その後の、将来像を実現するための仕事系と人系の分析も、
少しだけ延長しながら真剣に取り組んでくれました。
最終コーナーの相互フィードバックも、
サラッと終るかと思っていたら、思いのほか時間をかけております。


フィードバックに慣れていないこともあるのでしょうが、
2日間一緒に過ごした同期に心のこもったメッセージを送りたかったのでしょう。
メリハリのあるフィードバックを交換した様です。
感想ラベルも、2日間の微妙な変化を彼らの言葉でまとめてくれた内容が多く、
帰りの電車で疲れがスーッと引いて行くようでした。
2日目に多少盛り返せた様でホッとしております。
興味や関心のある方は、目を通してください。
http://mc-yano.biz/kan1902.html