2018年10月04日

主任研修2018

今日明日は、自宅作業の予定です。
昨日のキャリア研修1日コースを振り返っておきます。

【10月3日(水) 1日コース】

主任研修は、26名(女性20名)です。
資格と在級年数で対象が決まっているので、
年齢は確認できていないが、平均年齢は50才に近いのかなぁ…。
職歴あり3名、技術専門職15名(内保育士・児童指導11名)、
本年度異動者は3名、面倒を見ている後輩が居る人は14名でした。
6グループですが、各グループに男性1名だけなのでどうなるか…。

今年から研修会場が常設になりました。
明るくて気持ち良いが、今回の人数では少し広すぎるかなぁ。
環境は、意外と集中力に影響すると思っております。

私の長めの自己紹介の後は4つの質問ですが、
”走っている”は17名(65.4%)、
”任されている”は15名(57.7%)、
”視野を広げている”は8名(30.8%)、
”仕事が充実している”は12名(46.2%)。
手あげの状態は必ずしも良好とは言えないが、
”仕事を任されている”メンバーが多いので、進行は楽かもしれません。

今回は、58歳のメンバーが、私のちょうど目の前の誕生席に陣取っていました。
彼は、事前に事務局に『何故私までが対象なの?!』と噛みついたらしく、
確か自己紹介でも話していた様です。
私の話にも過剰反応してくれるので、今回は彼を中心に回そうかと…(笑)。

■”ガラスのコップの使いみち”を個人とグループで発想しながら、
  1.思い込みを排除する
  2.相互学習を大切にする
 重要性を体感した後、

■更に、日常の思い込みを排除する課題に取り組みます。
 題して、”後輩(後継者)育成は必要ない!?”という模擬ディベート。
 将来像を描き実現していく為の3つの視点、
  Will:自分が何をしたいのか(長期的な視点で)…仕事観
  Can :自分に何が出来るのか         …能力や専門性
  Must:自分が何をしなければならないのか   …使命や役割
 のうち、Mustから入ります。
 
 幸か不幸か、全員がディベートは初体験でした。
 日常的に、なんとなく『後輩(後継者)育成は必要かなぁ』と思っているが、
 その重要性と課題を改めて見直します。

 グループ内で、後継者育成の”必要派”と”不要派”に別れ、
 相手チームと離れて作戦会議。
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 本番は、”ディベートモード”と”仲良しモード”に各々10分ずつ取り組みます。
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 会場が広い為、個別の議論は聞き取りにくいので、表情で確認します。
 いきなりテーマを振られて戸惑った部分もあるのでしょうが、
 新鮮に感じてくれたのか、皆さん真剣に取り組んでいます。

 今回のテーマに限らず、決まった方針や具体的な指示に基づいて、
 HOW(どうするか?)の前に、WHAT(そもそも何をしなければならないのか)
 意識して考え仕事をする必要性を伝えて一旦終了です。

■ディベートでの議論はややもすると頭で処理をしてしまうので、
 互いの歴史と体験を共有化していく中、人が成長していく要因を整理します。
 昼休み1時間を挟み、50分間でセット。
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 ここでも事前課題が無いので、一瞬沈黙があるのですが、
 誰かが試しに話し始めて、徐々に軌道に乗っていきます。
 件の彼も、徐々に真剣モードが増して行きます(笑)。

 それぞれに様々な人生があり、人が頑張れる要因や、育つ要因も違うし、
 苦労話や成功談を共有しながらグループ内の親密度が増していきます。
 最後に、振り返りのポイントを伝えるのですが、
 『意味の無い経験は無い!』というメッセージを正面から受け止めてくれた感想も。
 また、午前のディベートに立ち返り、後輩(後継者)育成のポイントをアドバイスしたが、
 ”後輩(お子さん)の様子がおかしい時どうするか”という問題提起をしたところ、
 今年も、このテーマが響いたメンバーが居たようです。

■”将来像を描く意味”については、”58才軍団”の事例を紹介しながら、
 魅力的で具体的な将来像が理想ではあるが、
 目前の課題だけではなく少し先を見据えた課題を設定して取組むだけでも
 現状は変わることを伝えております。

 まず、働く目的の%の仮説を立ててグループ内で、違うという前提で共有化。
 私から、ある組織の部長(お父さん)の事例を紹介して、
 ”目的”を達成する為の”手段”の重要性を伝えます。

 更に、消防士さんの事例を紹介して、
 『働く意味を整理することは、ゴールではなくスタート』であることを伝え、
 簡単なツールを使って整理(文章化)します。

 個人ワーク20分強、情報交換10分の後、
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 互いの働く意味は違うという前提で交換するのですが、
 様々な気づきがあるのか、とても集中した10分間でした。

 まとめは、”誰の為に働くのか”という事例を2つ紹介し、
 ”ありがとうございましたの意味”について触れております。

■次は、Canの”財産目録づくり”に入ります。
 ”汎用能力”に触れた後、”和菓子職人さん”の事例を紹介して刺激を与え、
 ”カンニング大歓迎”の個人ワークに25分取り組みました。
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 ここでも、事前課題をやってないので、珍しく質問しに来てくれたメンバーも居たが、
 『朝のガラスのコップの要領で、まず拡散思考して、徐々に絞り込みますよ〜。
 と伝えるだけで、時に仲間と相談しながらラベルを作成し、シートに貼っていきます。

 情報交換の前に、”給食調理員さん”の事例を紹介しました。
 ”働く意味”を整理することで多少気持ちは上向くのですが、
 ”能力”の棚卸しをするとまた自信を無くしてしまうからです。
 『人との比較の前に、まず自分の中での得意分野を大切にする。
  その為にも、日常業務に立ち返って、自身の苦労や工夫を全て書き出す。
  個人では限界もあるので、仲間から視点提供してあげましょう。

 と伝えて、情報交換(面接形式プチ自慢大会)に入ります。
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 面接形式ではあるが、笑顔や笑い声が絶えません。
 それでも、仲間のプラス面を探して、質問やアドバイスを送りながら、
 少しずつ互いのラベルを増やしておりました。
 去年より5分延ばして30分に設定したのですが、
 折角の盛り上がりを大切にしたくなり、結局10分弱延長してしまいました。

 最後に”強みを伸ばす”、”汎用能力を大切にする”、
 メッセージを送って、最終コーナーに突入です。

■最終コーナーは、1日を振り返り、仕事を始めてからを振り返り、
 ”将来像を描く”課題に取り組みます。
 時間が中途半端なので確認すると、定刻17時は死守して欲しいとのことなので、
 逆算すると15分弱です。
 ”将来像”という切り口もあるが、”方向性”というもう少し大き目の枠組みもあるので、
 その事例まで紹介していると、更に時間が経っていきます。
 それでも、大半のメンバーが、その10数分間集中してくれました。
 
■まとめでは、まず
 『一日駆け足で課題に取り組み、いきなり将来像を描けと言われて困ったと思うが、
   @今の仕事が好きだ 
   A住民にもっと幸せになって欲しい 
   B目の前には難問山積だが、
    このメンバーとだったらこれからも情報交換しながら頑張れる
  と思ったのであれば、それも半歩か一歩前進です。
  次の為に人系と仕事系の課題を設定する付録もあるので活かしてください。

 と伝えます。
 次に、
 ”将来像”を”現行業務”に置き換えてみると問題解決のヒントが見つかることも伝えて、
 ”自分と向き合う意味”を再確認して、時間内に終了です。

終了後、事務局様と話していたら、件の彼が事務局に寄って、
1日にでは短い!』と言って帰っていったそうです(笑)。
ちょっと嬉しいですねぇ。

自宅に戻る道中で確認した感想ラベルは、思いのほか嬉しい内容が多かったです。
今回は、担当の営業さんが気遣って、
いつもの1.5倍の大きさのラベルを用意してくれた為、
いつも以上に文章量も多かったです(笑顔)。

感想集は、MCYHPにアップしております。
posted by Tadashi Yano at 11:45| Comment(0) | 日記