2016年01月17日

前進する2年目社員:1班

自宅です。
一昨日までの研修を少し振り返っておきます。

【1月14日(木) 1日目】
某メーカー入社2年目フォローアップ研修第1班です。
メンバーは20名(女性4名)。
半年前に比べると、第1班は挨拶が少し元気ないと思いました。

朝一番4つの質問では、
”走っている”は12名、
”任されている”は3名、
”視野を広げている”は1名、
”仕事が充実している”は2名。
手上げの状態からすると、朝一番元気の無さもうなづけます。

1日目の流れは、
 1.オリエンテーションとグループ内での近況報告
 2.”ビジネスプロの要件”という発想ゲーム
 3.2年目研修でまとめた将来像と行動課題の進捗状況の振り返り
 4.私たちの問題解決(お悩み相談大会)
 5.事後課題の下書き作成
 6.2日目のビジネスゲームの準備

半年間の振り返り”では、所要時間を自主的に見積もったところ、
20分〜30分と意見が分かれたが、話し合いの末30分に収まる。
研修ごとに実施しているので慣れているのか、時間内にしっかりとまとめます。
各グループの代表に発表してもらい、私から簡潔にコメントや質問をしましたが、
全体的には半年間の進捗が思うようにいかず、不完全燃焼気味だった様です。
この段階でも、原因や理由の分析もしているが、
午後から半日かけて現状を打破する為の対策を協議します。

昼休みを挟んで取り組んだ問題解決。
互いの失敗体験や悩みや不安を共有した後、当事者の取り組んだ解決策と、
他メンバーが協議して考えた解決策を比較検討して今後に活かします。
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昨年までの感想ラベルでは、『このワークで勇気づけられ、ヒントももらえた。
という声が多かったので、時間を延ばす予定で所要時間を見積もったところ、
なんと80分〜180分の開きがあり驚いたのですが、120分に収める。
昨年まではせいぜい60分〜70分だったので、時間管理を心配したが、
皆で失敗から学ぼうと一度挑戦することにしました。
とは言え、120分もあるので、途中で飽きるか集中力が無くなるのでは
と思っていたのですが、休憩もとらず最後まで集中しておりました。
私も時々会場をウロウロしたのですが、2年目にして海外出張を何度もしていたり、
数社のお客様をメインで担当するなど、任されるがゆえの悩みや不安も多いのでしょう。

一旦休憩後、”ディベート形式出前発表会”と称して、
当事者とサポーターの2名で、他グループに発表に行きました。
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自グループで一応完結しているが、他グループにぶつけると、
また違った視点や意見を貰える可能性が高まります。
会社も職場も職種も違うので、全ての事例の内容が理解できる訳ではありません。
そういう時に、事情が分かっているメンバーが他のメンバーに教えてあげる光景も…。
それが、翌日取り組む”創意工夫とチームワーク”にも繋がります。
ただ、発表会を3回続けたので時間が足りなくなり、
問題解決のまとめと視点提供も、事後課題の下書きも、翌日の準備も駆け足になり、
尚且つ20分近く延長してしまい、反省しきりでしたぁ。

それでも、朝一番に比べると、メンバーが少し元気になってくれた様なので、
残り一日で”チームワークの大切さ”を実感して、
一人で抱え込まずに解決してくれる様に下地は出来たように思います。


【1月14日(木) 懇親会】
かなり延長したので、慌ててJRで二駅先まで遠征して懇親会。
20名中14名参加してくれたし、帰り際わざわざ私のところまで来てくれて、
不参加の挨拶をしてくれるメンバーが3名も居ました。初めてです(笑)。
この期は、元々同期の仲が良いと聞いていましたが、
懇親会でも十分に伝わって来ます。
途中で@半年間の振り返り、Aトピックス、B今後の抱負について発表しましたが、
昼間聞き逃した彼らの頑張りや悩みや不安も聴けて良かったです。
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少し早めに早退してホテルに戻って確認した感想ラベル。
特に最後が押せ押せだったので厳しい内容も覚悟していたが、
思いのほか素直な感想だし、ほとんど”お悩み相談大会”に集中しておりました。
少しホッとしたが、逆に申し訳なさも増してきたので、
その後かなり遅くまで巻き返そうと努力してみました。


【1月15日(金) 2日目】
研修2日目は、企業経営シミュレーションですが、
メインテーマは、”創意工夫とチームワーク”。

朝一番、二日酔いは居ないか確認した後、少しだけ初日を振り返ります。
全員の感想ラベルを読みあげ一人ずつにコメントを返すことが出来ないので、
感想ラベルを3つに絞り、全体像を意識しながらコメントを返しました。
■他部署の方の悩みや解決策を聞けて良かった。
 ■個人でどうしようもない問題に直面した人も多いようで、
  メンタル面の持ち方含めて色々あるなと思った。

■他部署の方の悩みや相談事を聴いて、
  自分と共通点のある事項や部署毎で特徴のある問題等様々な話を聞けた。
 ■全体を通して”時間が足りない”という悩みに帰結していると感じた。
  時間不足=人手不足とも考えられ、管理職のマネジメント力が大切だと感じた。

■それぞれの部署の人がそれぞれの立場で問題や苦労を抱えながらも、
  中には上司に相談して解決を試みる人もいるので、自分も例え上司であっても
  間違っているのであればそれは違うと言えるようになりたいと思いました。


もう一度、ビジネスゲームに取り組む主旨を確認した上で、
各社社長が社名、役員構成、経営方針を発表し、各役員が自己紹介と決意表明。
判断に迷った際原点に戻れる経営方針の重要性を再度伝える。

このビジネスゲームは、私が提示したテーマの”グリーティングカード”を製造販売し、
最終的には1期2期通算の利益額で順位を決定します。
1期の”テーマ”と、”標準需要数量””所要時間”は昨年と同様です。
冒頭は、全体像がつかめずに、何から手をつけたら良いのか戸惑っております。
各社ともに、財務部長は”事業計画(生産計画)”を立てることに苦労しており、
財務部長が悩んでいる一方、他のメンバーもプランニングの段階で苦労します。
例年プランニング・作業段階で業界団体としてのルール決定に集まるのですが、
今回は終盤になって集まり、長々とやっていたので時間が気になったのですが…。
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例年特に第1期は時間管理に苦労する企業が多いのですが、
今回は全社が1分〜15分以上の納期遅れとなりました。
しかも、最も遅れたA社は試作品を5つ提出するところを2個しか出来ず、
更にペナルティが加わります。

5分以上の準備期間を終えて、各社3分前後でプレゼン&質疑応答し、
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コンパニオンを交替で置いて、展覧会形式で試作品の出来栄えを評価していきます。
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第1期は、評価の合計点も上手くバラつき、1〜3級品がすんなり決まりました。

私の方で、各社が設定した”価格””評価(等級)”に基づいて、
”標準需要数量”に対する”係数”を確認します。
一方、各社の代表が集まり、”事業計画””原価”設定に誤りがないか確認。

最後に売り上げと原価・費用を確認して、決算をまとめます。
残念ながら、全社ともに、117万円539万円の赤字でした。
”納期遅れ”のペナルティも損益に影響するし、
価格を高く設定すると評価が高くてもなかなか売れない仕組みになっているので、
価格と原価と生産量の関係が難しいのです…。
中には1個当たりの利益が12円という計画の企業もあり、
まさに失敗から学んでくれたと思います。
個人と社内でチェックリストも活かしながら、
第1期の過程と結果、チームワークを振り返ります。

1期での反省点や課題を、午後から各社の社長に語ってもらい、
一人ずつ反省と抱負を語ってもらい、2期に突入しました。
2期のテーマですが、1期は私が決めたので、2期は彼らに任せます。
各社の得意なテーマで札を入れてもらい、最終決定。
今回は、1期一番業績の悪かった企業の希望が尊重されました。
1期より”標準需要数量”は1000セット増やしたが、
納期は1期の状況を踏まえ、据え置きの85分に設定します。

1期の経験があるので、反省も踏まえており、
早々にプランニングをして、随分早めに製作段階に入っておりました。
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各社ともに1期の反省を踏まえ、まず時間管理は意識してくれた様です。
また1期の好評価企業を参考にして取り組んだようで、
逆に1期で好評価だった企業の斬新さが相対的に無くなり、
しかも試作品が5つあるので”バラつき”も指摘され、
評価が下がってしまいました。

2期で印象的だったことは、4社のうちは2社は高価格設定で利益を追求し、
2社は堅実経営で大きく利益を出し、累積赤字を縮小しておりました。

最終順位は累積決算で決めるのですが、1社が45万円の黒字で、
3社が213万円349万円の赤字でした。

最後に、業績の思わしくなかった企業から順に、
社長から反省の弁を、その後全役員にコメントをもらいます。
社長の企業活動全般を通した振り返りも興味深いが、
各役員の自身の職務をどこまで遂行できたか、
チームにどこまで貢献できたかという振り返りが貴重だと思いました。

実は、このビジネスゲーム、今年のメンバーから新人研修でも経験しております。
なので、『何を今さら…』という声も覚悟したのですが、それは無かったです。
ただ、経験している割には、それが十分に生かされてはいないという見方も…。
確かに、一度や二度の経験でマスター出来れば簡単ですが、
そうはいかないから定期的・継続的なトレーニングが必要となるのでしょう。

最後に、初日の問題解決から振り返り、
 1.独りで抱え込まないで、周りを巻込み解決して欲しい
 2.その際、今日一日取り組んだ経験を活かして欲しい
 3.『モノづくりの楽しさ』をもう一度思い起こし、
   何の為に・誰の為に・どの様に働くのか考えながら、日々創意工夫して欲しい

とメッセージを送って終了です。

帰りの電車内で確認した感想ラベルによると、今回のビジネスゲームを通して、
 ■成長を実感した人・実感できなかった人、
 ■逆に視野が狭くなったと危機感を持ってくれた人など、

2年近く経って実施してみると、新たな思いや気づきもあったようです。
この2日間で気づいたこと、感じたこと、見つけたことを課題化して実践し、
3年目研修では、また少し成長して集まってくれることを楽しみにしております。

彼らの感想集は、すでにMCYHPにアップしております。
posted by Tadashi Yano at 17:25| Comment(0) | 日記

2016年01月05日

遅まきながら…

明けましておめでとうございます。
旧年中はお世話になり、ありがとうございました。
本年もよろしくお願い致します。
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写真は、昨年末沖縄で撮影した海です。
かれこれ20年近く通っておりますが、これもいつまで続くか…(笑)。
  
今日は、午前中から銀行回りをして、徐々にビジネスモードを取り戻しております。
一年の計は元旦にあり”と言われますが、今年は少しばかり落ち込んでおりました。
頂いた年賀状には、親族や知人のお子さんの可愛い笑顔があって癒され、
新たに独立をしたり事務所を開設する後輩や元受講者から刺激をもらい、
FBでは分からない知人や友人の近況を知ることが出来ます。
 
そんな中、中学時代の恩師と同窓生からの賀状にショックな内容が…。
それは、幼なじみの恒夫君の訃報でした。
彼とは、小学校時代は低学年からずっとソフトボールに励み、
彼はエースピッチャー、私は一応4番でサード。
地域の大会でも、ここぞという時にナイスピッチングをする彼が頼もしかったぁ。
 
中学時代、彼は野球部、私は陸上部でしたが、生徒会や演劇活動で一緒でした。
共通の恩師である福山先生のお宅にお邪魔しては、夜遅くまで語り合ったものです。
  
高校も同じでしたが、私の実家が転居したこともあり、多少遠のくのですが、
彼は東京、私は京都の大学に進み、帰省時にはやはり先生のもとに集まる…。
  
社会人になってからも、東京で2,3度会う程度でしたが、
2013年11月3日、
熊西中学校の還暦同窓会で一緒になり、これも幼なじみの修君との相部屋。
旅館での一次会、二次会の後なので短時間だったと思いますが、私の質問に対して
素敵な上司や先輩に恵まれて、途中で会社を辞めたいと思ったことは無かったよ。
と語ってくれたことが印象に残っております。
翌日、私の発案で福山先生のお宅にお邪魔して、4人で写真に納まりました。
帰り際、東京か福岡で再会しようと約束して別れたのですが、
彼は翌年12月23日に亡くなったらしいです。
  
直接会う機会は少なかったのですが、時折思い出していた恒夫君
幼なじみであり、心のライバルでも会った彼の死はショックです。
それでも、ここで落ち込んでいても先に進めません。
人間、いつ何が起きるか分からないということを肝に銘じ、
その時その時を真剣に生きなければ、と改めて実感しております。 
これで最期だぁ。』と実感しながら亡くなるかどうかはわかりませんが、
私なりに今お手伝い出来ることを実践していこうと思います。
  
前提は、少しでも人様のお役に立てることを目指しますが、
石川県、福井県、和歌山県、高知県に足を踏み入れたことが無いので、
全て踏破することも大切にしていきます(笑)。
posted by Tadashi Yano at 15:40| Comment(0) | 日記